オフショアゲームをされるアングラーなら1つは欲しいのが、カウンター付きのリールです。
カウンターリールの特徴は水深を把握することでき、ヒットしたレンジが分かるため再現に役立ち、数を釣ることができる可能性が大幅にUPします。
また、巻き上げ速度・フォールスピードなども液晶画面で把握することができ、より質の高い再現性を作り出すことができるようになりました。
さらに最近のカウンター付きリールには、目だけではなく耳で水深を把握することもでき、目は竿先に集中することができるようになったものまで登場しています。
進化を続けるカウンター付きベイトリールについてまとめてみます。
カウンター付きリールのメリット
魚がいるレンジ(タナ)を誰よりも先に把握できれば釣果も間違いなく上向きに変わっていくはずです。
特に、群れで活動するような魚を狙う場合には非常に効果的です。
真鯛やタチウオ、イカ釣りなどでは非常に多くのアングラーの方が使用されています。
タイラバ、タチウオジギング、イカメタルなどで活躍すること間違いなしです。
水深の把握
最も重要なのは、やはり水深ですね。
一般的に、リールのカウンター(液晶画面)に水深が表示されます。
これはリールに巻かれたラインの放出量が水深となるのです。
現在自分の仕掛けが何m付近にあるのかを把握することができ、またヒットレンジも分かるため狙いの棚に仕掛けをいち早く入れることができます。
2021年モデルのリールでは、アラームで水深を把握できるようにもなっており耳で水深を把握できるようにもなっています。(DAIWAのデプスアラーム)
魚探との組み合わせで更に釣果は上がるはず?
電源が電池であること
液晶付きのリールで、電源がバッテリー式の電動リールがあります。
電動リールの場合には外付けのバッテリーが必要となりますが、カウンター付きリールは、ボタン電池でOKです。
釣行中に電池切れなんて困ったトラブルも起きることがありますが、最近のカウンター付きリールは電池交換が簡単でコイン一つでできてしまう製品まで存在します。
トラブルが少ないことは効率よく釣りをするために大事なことですからね!
便利機能が続々追加
以前のカウンター付きリールとは違い、最近の商品は一味違います。
フォール速度や巻き上げ速度を確認することができるものもあります。
最近のシマノのリールに多い“フォールレバー”を使いこなせればフォール速度の調整ができるのでヒット時の再現がよりしやすいです。
カウンター付きリールのデメリット
デメリット
カウンター付きリールのデメリット
それは…
高価で自重が重めというところが大きいでしょうか?
一般的なリールに比べて部品点数が多いので仕方のないことでしょう。
また、レベルワインダーが装着されているモデルしかないので大物釣りにはあまり向かないですね。
あとはメンテナンス不足で思わぬ故障にもつながる可能性がありますので、取扱説明書をしっかり読んで使用すれば問題ないでしょう。
DAIWA ダイワ 最新カウンターリール
DAIWA・SHIMANOはカウンターリールに力を入れているようです。
実際に多くのカウンターリールを発表しています。
21紅牙 IC
タイラバ用のリールといえば紅牙ICでしょう。
前回モデルから超グレードアップしています。
巻き上げ速度表示は元々ありましたが、フォール速度表示、デプスアラーム(深度)など機能が追加。
更にDAIWAの最新テクノロジー『ハイパードライブデザイン』が搭載となりました。
価格は以前よりも上がってしまいますが、見逃せない1台です。
また、ローギヤ・ノーマルギヤ・ハイギヤ がありますので自分にあった1台を見つけてください。
ティエラ A IC
2021年にティエラ A ICとして新しく登場となりました。
新型カウンターであるため、巻き上げ速度・フォール速度表示・デプスアラーム(深度)などの機能が搭載されています。
もちろんDAIWAの最新テクノロジー『ハイパードライブデザイン』が搭載で、アルミボディのため堅牢。
ハンドル形状とギヤ比違いで3種類(左右ハンドルあり)存在します。
シングルハンドルはライトジギングやタチウオジギング、ダブルハンドルはタイラバやイカメタルで活躍できること間違い無いです。
ソルティガIC
DAIWAの2021年に発売されたフラッグシップモデルがこのソルティガICです。
フラッグシップモデルのため価格はそれなりにしますが、性能はもちろん最高峰です。
DAIWAの手巻きカウンターリールでこれ以上の製品はありません。
100サイズはタイラバやSLJやタチウオジギング、300サイズはジギングやスロージギングで使用推奨しています。
ハイパードライブデザインはもちろんのことシンクロレベルワインドも搭載。
最高の巻き心地と剛性を実現したのがソルティガICなのです。
こちらの記事で詳しく見れます↓
ティエラLJ IC
ライトジギング用のカウンター付きリールで、ライトでありながらドラグ値はMAX10kgというから驚き。
手巻きカウンター付きリールでは初搭載となる「電子ドラグサウンド」を搭載しています。
スプール回転を検知してドラグの作動を「電子音」で伝える機能ですが、アナログドラグと比較すると物理的抵抗がなくなるのでスムーズなドラグ引き出しとなり大物とのファイトも安心できるのが特徴です。
SHIMANO シマノ 最新カウンターリール
SHIMANOの最新カウンター付きリールは「フォールレバー」が搭載しています。
フォールスピード表示とフォールレバーを使いこなせばヒットパターンを再現できるはず!
23エンゲツ プレミアム
炎月はシマノのタイラバに最適なブランド。
特にプレミアムシリーズは、DAIWAのハイパードライブデザインに対抗した『マイクロモジュールギヤ』が搭載されています。
23エンゲツプレミアムは、カウンターリールとしては初のNEWフォールレバーが搭載で、ワンウェイローラーベアリングの搭載で巻き取り方向でスプールの回転が重くならないような機構に変更されています。
HGとPGの2種を用意しており、C14+にアップデートしたサイドプレート部分に重量を見直すことにより前モデルに比べて全体で30gという大幅な軽量化に成功しています。
19バルケッタ プレミアム
ジギングやライトジギングで使用するならシングルのパワーハンドル付き
19バルケッタ プレミアムがオススメです。
SHIMANOテクノロジーの『マイクロモジュールギヤ』が搭載され、
更にフォールレバーが搭載で、フォールスピード表示の組み合わせでヒットパターンが再現できます。
18オシアコンクエストCT
カウンター付きリールの最上級フラッグシップモデルが「オシアコンクエストCT」
ゴールドボディのいかしたデザインとコンパクトながらしっかりとしたボディが高級感が滲み出ています。
SHIMANOのテクノロジーがふんだんに搭載された製品となっています。
そろそろフルリニューアルするのではないかと予想しています。
テイルウォーク エランDG II
15,000円前後で購入できるのがテイルウォークのエランDG IIです。
シングルハンドルでライトジギングやタチウオジギングにピッタリ!!
非常にシンプルでカウンター付きリール入門にはぴったりの1台になるでしょう。
15,000円前後で購入できるのがテイルウォークのエランDG IIです。
シングルハンドルでライトジギングやタチウオジギングにピッタリ!!
非常にシンプルでカウンター付きリール入門にはぴったりの1台になるでしょう。
アブガルシア MAXDLC
アブガルシアのMAX DLCは1万円前半で購入できる商品で、
カウンターの液晶が大きいのが特徴。
非常に見やすいため老眼の方などはいいかもしれません。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
カウンター付きリールを敬遠されていた方もぜひ一度試していただくと素晴らしさがわかるでしょう。
特にタイやイカ、タチウオ狙いの釣りでは重宝すること間違い無いです。
釣果アップさせて楽しいフィッシングライフを過ごしましょう!!