
最近よく耳にしませんか?
サクラマスジギング
サクラマス(桜鱒)を狙うジギングが、大流行しています。
今回は、サクラマスジギングで使用するタックルについてです♪

この記事の目次
サクラマスってどんな魚?
サクラマスは、サケ目サケ科に属する魚でサケ類のなかではもっとも高価な魚です。
1kg /2000円以上は当たり前です。
しかし、1日を通して1匹、2匹が釣れれば上出来の釣る事が難しい魚でもあります。
希少で高級なサクラマスを狙うため全国各地からアングラーが集まっています。
サクラマスジギングができる場所
残念ながら、全国各地で楽しむ事ができません。
サクラマスジギングを楽しめるのは、
北海道・青森県・岩手県・宮城県です。
サクラマスジギングの時期
サクラマスは春から河川を遡上し、秋に上流域で産卵します。
遡上のために接岸してくる春がハイシーズンになると言われていますが、
エリアによってハイシーズンが全く異なります。
北海道 → 12月下旬〜3月中旬頃
青森県 → 1月下旬〜3月下旬頃
岩手県 → 3月上旬〜5月上旬頃
宮城県 → 3月上旬〜5月上旬頃
※年ごとに多少変わります
短い期間でエリアも限定されているので、遊漁船の予約はかなり困難になる事が毎年予想されます。
サクラマスジギングのタックル
サクラマスジギングでは、基本的にスロージギング(スローピッチジャーク)用のタックルを使用します。
基本的なセッティングは近海スロージギング用でOKなのですが、
サクラマスは回遊する魚で、回遊しているタナ(レンジ)も様々です。
サクラマスジギングをしていると、大型のキングサーモンなどが釣れる事がありますが、基本はライトタックルでOKなのです。
※おすすめのタックルはベイトタックルです!
サクラマスジギングのロッド

サクラマス狙いのロッドは、#0〜2(多少メーカーにより異なる)がオススメです。
海域によっても異なりますが、最初の1本はMAX120g〜150gのジグが扱えるロッドを選んでおけば間違い無いでしょう。
スピニングタックルとベイトタックルどちらも使用できますが、ベイトタックルを使用されるアングラーの方が多いです。個人的にもカウンターリールを組み合わせて使えるベイトロッドがオススメです。
サクラマスジギング専用ロッドも販売されているので是非チェックしてみてください。
ベイトモデル
全長 :6.5ft
継数 :2(B)本
仕舞寸法:149cm
自重 :135g
ルアー :MAX 120g
ライン :MAX 1.5号


スピニングモデル
全長 :6.5ft
継数 :2(B)本
仕舞寸法:149cm
自重 :125g
ルアー :MAX 150g
ライン :MAX 1.5号

ベイトモデル
全長 :6.6ft
継数 :2本
自重 :122g
ルアー :MAX 160g
ライン :MAX 1.5号
昨年にジャッカルから発売したバンブルズRBの〝BBRB-SJ-C661〟が初心者の方にはオススメです。
入門ロッド には最適なのですが、人気のあまり各販売店では売り切れが続出しています。
サクラマスジギングのリール
PEラインは1号〜1.5号を200〜300m前後が巻ければOKです。
1.5号以上は使う必要もありませんし、使うとデメリットがあります。
サクラマスジギングでは、ジグを着底させる事が少なく、船長の指示ダナにジグを持っていく必要があります。
そのためPEラインは5色カラーを使用したり、カウンター付きのベイトリールを使用するのがベストです。
ベイトタックルなら100〜200クラス
スピニングタックルなら4000〜5000番クラス



ベイトモデル
ギア比:8.1
最大ドラグ力(kg):5.0
自重(g):255
糸巻量 PE(号-m):0.8-400、1-330、1.5-200
最大巻上長(cm/ハンドル1回転):81
カウンターリールは、水深を液晶画面で把握できます。
ヒットパターンの再現ができ、周りの方にも数値で教える事ができますね。
ハンドルは力の入りやすいシングルハンドルが良いでしょう。
サクラマスジギングのPEライン&リーダー
メインラインにはPEラインを使用します。
太さは1.2号、低伸度で高感度のものがオススメです。

