2024年のサワラ(サゴシ)は1月下旬に爆釣れしています。
もちろんですが爆釣する日が続くというわけではありません。
もし、魚の反応がしない時にどうすればいいのか?
船の上でも考えても遅いかもしれません。
事前に準備をして対応できるようにしておくと良いでしょう。
新潟東港で楽しむ【ボートサワラ】とは?
新潟東港は、聖籠町にある日本海側の最大規模の工業地帯に隣接しています。
ボートに乗ると分かりますが見渡す限り工場が立ち並んでいます。
新潟東港のボートサワラは湾内で楽しむことができるため、10分程度ボートを走らせればポイントに到着するのです。そのため、価格も7,000円〜8,000円前後とお手頃の価格で乗船することができます。
冬のこのエリアは出船率が著しく低下するのですが、堤防に囲われた湾内では比較的出船率は高いです。
さらに初心者の方でも楽しめるのが特徴で、リールとロッドは15,000円程度で準備できるでしょう。
通常は、2月後半〜4月前半に開催されるサゴシ祭りですが、例年より早く2024年は1月下旬〜始まっています。
運が良ければですが、サワラサイズも釣れる夢のあるボートゲームなのです。
水深は?
水深は約10m前後です。
ポイントとなる場所は、10m〜13m前後になるかと思います。
底をとって釣りをする場合でも、30g前後あれば十分に底を取ることができます。
釣れるルアーは?
海が穏やかで濁りやうねりが少ない場合は、一般的にミノーが使用されます。
カラーはチャート系が一番人気が高く、次いでレインボー、ゴールド系が人気なのかなという印象です。
人気ミノー3つをご紹介します。
通常であれば3つのプラグがあれば多分十分にやれると思います。(切られる心配があるので予備は必要)
☆No1☆
ワンテン+1SW(メガバス)
☆No2☆
X-80SW LBO(メガバス)
☆No3☆
アークローバーAR-140S(パームス)
濁りやうねりがある時は要注意!
海水の濁りやうねりやあると注意が必要です。
釣れると言われているミノーに全く反応しなくなります。
3つのミノーは3m前後を狙うことができますが、濁りやうねりがあるとサワラは海底に身を潜めるようです。
これは地元の船長や釣具店さんで情報をいただいたので間違いありません。
実際、濁りやうねりがある日に当たりましたが実際底を狙わないと釣れませんでした。
そんな時に釣れるルアーを3つご紹介いたします。
☆No1☆
ベイスラッグ80(廃盤)
ベイスラッグ80は廃盤ですが、
新潟東港近くの鈴木釣具店さんで購入できますので、釣行前に購入するのも良しです。
店主さんは非常に親切で色々とアドバイスがいただけると思います。
底にサワラがいるときはかなり活躍するはずです。
☆No2☆
ピンテールサゴシチューン90mm
☆No3☆
サワラッシュ110HS
アクションは?
基本的には「トゥイッチ」というアクションが効果的です。
小刻みにロッドティップをちょんちょんとアクションさせて、リールは絶えず巻き続けます。
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、やっているうちに覚えます。
サワラは縦の動きより一定レンジの横の動きでバイトを演出させやすいので、その辺りをイメージしながらロッドを操作するといいかもしれません。
とにかく2回くらいHITさせることができればコツをつかめるかもしれません。
おすすめタックルは?
ロッドは、ボートシーバス用のロッドで代用することができます。
一般的に販売されているサワラキャスティングロッドではオーバースペックになるのでご注意ください。
高いロッドを購入する必要はありません。
私は高いロッドを購入する資金があるのであれば、1万円台のロッドを2本購入すると思います。
あとプレジャーボートが多いので、あまり長いロッドは使いづらいです。
170cm前後の身長の方では6.6ftくらいが丁度良いのかな?と思います。
こんな感じのスペックのロッドでいいと思います。
リールは3000番〜4000番台でPE1号〜1.5号を150m〜200m巻いていれば十分だと思います。
ギヤ比はハイギヤだけ考えていれば良いかと思います。
1万円以下のリールで高性能なものもありますのでチェックしてみてください。
ラインシステム リーダーの太さと長さは?
60lb〜100lbを使用する方が多いです。
キャスティングで使用するのでナイロンでいいかなと思います。
私の場合は、メインのPE1号ラインに6号リーダーをFGノットで組み、6号リーダーの先と80lbリーダー(30cm前後)を電車結びで結束して使用していました。
これで問題なく使用できましたので参考になればと思います。
現地で聞き込みを行いましたが、リーダーを炙ってコブを作り、そこにメインのPEラインを外掛け結びで結ぶだけという方法をしている方もいるようです。
とにかくサワラの歯が当たっても切れないように考えてラインシステムを組むと良いでしょう。
油断すると、たまに切られますのでご注意ください。
スナップ使う?
スナップを使用される方が多いです。
ルアーチェンジが素早くできるので、便利です。
スナップとリーダーはスリーブ止めしました。
YO-ZURIのダブルスリーブ4号が80lbにはちょうどよかったです。
まとめ
新潟東港のボートサワラでは、サワラのタナを把握することが重要です。
周りの方と情報を共有して表層?中層?底?どこにいるのかを把握してルアーチェンジしていきましょう。
また、入れ食いの時にはリーダーがボロボロになってしまいますので太めのリーダーを使うと長時間耐えられると思います。
状況に応じてセッティングを変えられるように事前準備をしっかりしておくと良いでしょう。