これからオフショアで釣りを始める方に、是非読んで欲しい記事です。
この記事を読んでおけば大きな失敗はしないはずです!!
オフショアは意外と危険がいっぱいです。
必ず、身の安全を確保しましょうm(__)m
釣り用語 >>> 「オフショア」とは?
そもそもオフショアとは一体何なのか??
釣具メーカーのHPでは、製品を絞っていく際に「SHORE/OFF SHORE」と選択肢がある。
SHORE(ショア) >>> 岸や陸などといった意味になります。
OFF SHORE(オフショア) >>> 岸や陸から離れるといった意味になります。
OFF SHORE(オフショア)は船に乗って沖でする釣りを意味することとなります。
靴に注意 >>> 船に乗る前にちょっと待って✋
準備するもの
- デッキシューズ(ボートシューズ)
まずは、船に乗る際に注意しなければならないことがあります。
靴です!!
たまに見かけるのですが、スパイクシューズを履いて乗船される方がおります。
スパイクシューズとは、サッカーや野球のシューズと同じで地に食い込ませて滑らないように足裏にスパイクを施してあるシューズです。
磯などでは使用されることがありますが、基本的に遊漁船でスパイクシューズをOKにしている船は少ないです。
知らずにスパイクシューズで乗船すると注意されますし、その後に乗船する際の履き物がなくなってしまいます。
デッキシューズやボートシューズと呼ばれるグリップ力のあるものを履いて乗船しましょう。
特に高い商品は必要ないと思いますが、デザイン性を気にされる方は1万円前後の予算が必要になると思います。
私は、ワークマンの2,980円(税込)の防水ブーツを愛用しています。
ダイワ・シマノはもちろん「mazume」も人気メーカーですね。
釣具メーカーのブーツであれば、デザイン性も高く比較的安価な「mazume」が一番おすすめですかね!
服装に注意 >>> 軽装で乗船すると失敗するよ💦
準備するもの
- 雨具(レインコート)
冬はもちろん寒さ対策して乗船すると思いますが、春や秋が油断しがちです。
気温が高めでも風が吹くと体感温度はかなり下がります。
軽装で乗船して凍えている方を見たことがありますが、釣りができない状態になっていました。
海の上の天候は変わり易いですし、陸と比べて体感温度が明らかに差がある時がありますので、1枚羽織るものを持ち込むといいです。
特に雨が降った際は要注意ですので、雨具を忍ばせておくと良いかもしれませんね。
雨が降るか微妙な時にはポンチョをタックルボックスに忍ばせておくのもいいですね。
救命胴衣は必ず身につけろ!!
準備するもの
- 救命胴衣(ライフジャケット )
船に乗って釣りをする場合、必ず身につけなければならないものがあります。
もちろん皆さんはご存知かと思いますが、救命胴衣(ライフジャケット)ですね。
水難事故で亡くなるケースが救命胴衣の未装着です。
船に乗って釣りをする場合は、救命胴衣は着用が義務付けられています。
詳しくは、国土交通省のHPをチェックしてみてください。
それでは、過去に私が目の当たりにした事故をご紹介いたします
落水に注意
この日はうねりが高く、立っているのもやっとといった海の状況でした。
こんな状況は、よくあることです。
友人と2名で乗船したベテラン風のAさんは初心者のBさんにジギングを教えていました。
Bさんに大きめの魚がかかりますが、荒れた海だったため船長はタモで魚を掬いに行くことができません。
そこでベテランAさんの出番です。
Bさんのやりとりに対してAさんはアドバイスをしつつ、何とか魚を船に近づけさせました。
タモはに魚を寄せて確保まであと少しとなった瞬間、魚が一気に走りフックが外れたのでした。
初心者Bさんの初めてのオフショア魚を逃したくなかったAさんは上半身を船の外に出した瞬間、船が大きく揺れました。
バシャーンッという何かが落水する音と共に、叫び声が聞こえてきました。
Aさん落水です。
救命胴衣(ライフジャケット)をしていたおかげで、すぐに引っ張り上げることができましたが、もし救命胴衣(ライフジャケット)がなかったらと考えると恐ろしいですね。
救命胴衣(ライフジャケット)は絶対に身につけてください。
両肩にかけるタイプと腰に巻くタイプが一般的です。
注意が必要なのが…
あまり知られていない5,000円程度の安価な救命胴衣(ライフジャケット)を購入すると失敗します。
桜マーク付きでかつTYPE-A商品でなければルール違反となってしまいます。
これは必ずご着用ください。
船酔いに注意
準備するもの
- 酔い止め薬
これからオフショアフィッシングを始める方は、船に乗るのが初めてという方も多いと思います。
船に乗って一番困るのが「船酔い」でしょう。
ほとんどの方は経験すると思います。
「船酔い」してしまうと、まともに釣りをすることができなくなります。
みんな釣れているのに…
せっかくお金払ったのに…
など後悔をすることになります。
何人ももてきましたが、大体口にするのが、
酔い止め薬を飲み忘れた
酔い止め薬を服用できる方は、準備したほうがよろしいかと思います。
様々な種類の酔い止め薬が存在しますし、合う合わないがあると思いますのでご自身にあった酔い止め薬を見つけてみましょう。
私、個人はアネロンが一番効果がありました。
薬局やドラッグストアで購入するよりもネット購入の方が遥かにお買い得ですのでこの辺もチェックしてみてください。
私が乗船する前にアネロンを服用する場合、寝る前に1錠、乗船1時間前に1錠を飲んでいます。(オススメするものではありません)これで船酔いはほとんどありません。
紫外線に注意
準備するもの
- 帽子(キャップ)
- サングラス
- 手袋(グローブ)
海上は紫外線を直で受けてしまいます。
顔や頭や手は露出してしまうので、特に注意しなければならない部位です。
紫外線が引き起こす病気は数々明らかになってきていますね。
キャップ・サングラス・グローブの準備を是非お願いします。
特にこだわりがなければ、お近くのホームセンターなどで揃えることができます。
ファッションにこだわるのであれば、IRIE FISHING CLUB(アイリーフィッシングクラブ)というブランドをチェックしてみてください。
グローブは紫外線から守るためだけではなく、怪我の防止にもつながります。
また釣り用のグローブはグリップ力が高く、ロッドをしっかりと握り込むことができる利点があるのでオススメです。
まとめ
今回は、乗船前にオフショア初心者の方が注意すべきことと対処法について記事にしてみました。
次回は「乗船後」について記事にしていきたいと思います。
ご意見ご感想はコメント欄からお願いいたします。