【23ヴァンキッシュ】軽量だけが売りじゃない!ほぼステラ性能は別次元!


SHIMANOの2023年新作の目玉である「23ヴァンキッシュ」

19ヴァンキッシュから4年のフルモデルチェンジとなりました。

19ヴァンキッシュが最高のリールだったので、ここからどう進化するのか気になっていましたが・・・

まさか、まだこんなに進化を遂げる部分があったなんて驚いています。


23ヴァンキッシュの注目点



ヴァンキッシュは〝軽量〟というイメージが強いです。

実は、19モデルと23モデルを比較してもあまり差はありません。

軽量を維持しつつ、中身をごっそり変えてきたイメージですね。

22ステラに搭載されたインフィニティテクノロジーを取り入れたことが1番の注目点です。

5つの機能に注目

☆インフィニティクロス
☆インフィニティループ
☆インフィニティドライブ
☆アンチツイストフィン
☆デュラクロス

1
インフィニティクロス

SHIMANO公式

軽すぎて耐久性が心配という声もありますね。

内部は安心の耐久性になっています!

特にギヤはインフィニティクロスが採用されています。

ピニオンギヤとドライブギヤの当たる面積が増えたことにより、噛み合う部分の負担が広範囲に分散されたため耐久性が向上しました。

従来のものに比べて耐久性が2倍に増えたとのことです。これにより巻き心地も向上しています。

2
インフィニティループ

SHIMANO公式 ※画像はステラ

22ステラで話題となったのが、「インフィニティループ」。

23ヴァンキッシュにも搭載されました。

〝超密巻き〟ってやつですね!

ハンドル回転時のスプールの上下移動が超低速になり密にラインを巻けるというものです。(スーパースローオシュレート)

これにより、ライン放出時の抵抗が少なくなりスムーズに送り出しができますよーってことですね。

さらに、スプールの動きが少ないために振動を抑えることができ、水中にルアーがあるときの水中の情報が受け取りやすい(感度が良い)ってことにもつながるそうです。

また、スプールに突然の衝撃が加わった場合にリールを保護するためにハンドルを回していないのにスプールが下がるという動きもするようです。

故障ではないので安心してくださいという注意書きの紙が入っているようですね。

3
インフィニティドライブ

SHIMANO公式

既にこのテクノロジーについては皆さんご存知かと思います。

インフィニティドライブはもちろん搭載されています。

メインシャフトを特殊低摩擦ブッシュを使って支える構造にし、摺動抵抗を抑えたもの。

リールに負荷がかかった状態でも軽く巻き上げできるようになった、力強いリールの証です。


4
アンチツイストフィン

SHIMANO公式

誰もが経験したことがある、スピニングリールのライントラブル・・・。

糸ふけを出した状態でハンドルを巻くとスプールの下に入り込んでしまうことがありますよね。

しかし!!このトラブルを従来型に比べて低減できるというのです。

ラインローラー付近にある弾性体のフィンがアンチツイストフィンですね。



5
デュラクロス

SHIMANO公式

デュラクロスは、
ドラグワッシャに使われる部品の繊維をクロスさせるように織り込み強化させたものです。

従来のドラグワッシャーに比べて10倍の耐久性を実現したのです。

滑らかさは、今までと変わらずとのことです。

23ヴァンキッシュは超軽量だけど、耐久性は問題なし?


ヴァンキッシュといえば軽量が売りですね。

しかし、今回も様々なテクノロジーが搭載され重量増加を予想した方も多かったと思います。

ところが、重量変わらずでした。

単純にすごい!と思ったのと同時に不安なのが耐久性ですした。

マグナムライトローターの肉抜き具合にはびっくりしました・・・。

でも問題なしということです!!

この軽さはリールの回転立ち上げ時には軽い力で立ち上がり、回転を止める時には弱い力で止めることができるという恩恵をもたらします。

22ステラと比較して28%の低慣性を実現させています。

しかしながら、耐久性に関しては22ステラに比べると劣ります。

耐久性に不安のある方は22ステラを選択した方が良いでしょう。

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