茨城県の春の釣り物として人気なのが〝ヤリイカ〟
ヤリイカは産卵のために接岸します。
産卵後は生涯を終えることになるヤリイカですが、この浅場に接岸する春が絶好のタイミングなのです。
少しかわいそうではありますが、そうも言ってられません。
今回は私の失敗談を踏まえて解説していきたいと思います。
今回の失敗が、1杯でも多く釣るための糸口になると信じています。
茨城県北茨城市平潟港より出船
平潟港の船でイカメタルをさせてくれる船は何隻がありますが、特に有名なのは英昇丸さんです。
イカメタル以外で何度かお世話になっていますが、とにかく船長の人柄が素晴らしい!
優しくアドバイスもしてくれますし心強いです。
ただし人気の船なので予約はかなり取りづらいです。
私が乗船した時は、約50分程でポイントに到着しました。(風弱/べた凪)
水深は約60〜70m程となっています。
イカメタルの魅力
イカメタルは、タックルがライトなものを使用できるので気軽に船に乗ることができるのが一番の魅力です。
仕掛けが簡単で絡みにくくストレスが少ないです。
ゲーム性も高く、人気急上昇中のジャンルです。
私が事前準備で失敗したこと
・YouTubeで地域を絞らずイカメタル釣行動画観て勉強したこと
・ヤリイカは簡単に釣れると思っていた
今回、平潟港で初のヤリイカ狙いのイカメタルに挑戦したのですが、
YouTubeでは、イカメタルでの釣り方を紹介している動画が複数ありますが、ありとあらゆる動画を見たつもりです。
イカメタルはこうあるべきだ!!
という暗示をかけられたかのように、それ以外のことはやってはいけないんだと思うようになりました。
・イカメタルで40号以上使うことはほとんどない
・基本メタルは20号前後しか使わない
固定観念にとらわれず、様々な動画や記事を見て色々と試してみることが、釣果を伸ばすと感じました。
実際にどのようにして釣れたのか?
船長曰く、色々なアクションを試してみてとのことでした。
その日によって乗りのイイ、アクションが異なるようです。
ボトム付近に、反応ありとのことでゆっくりのリフト&フォール、シェイク&ステイで誘っていると・・・
グッと重みを感じました。
基本は、ゆっくりのリフト&フォール、シェイク&ステイでした。
ところが、回収中のただ巻きでもヤリイカ は乗ってきました。
しかもその時は、ボトムから10mくらい巻き上げた時でした。
意外にもイカが浮いている時があるということです。
なんだったら海面から10mくらいの水深でHITしたこともありました。(バラしましたが・・・。)
実際に、動画でチェックしてみてください。
オモリの重さ(※ここ重要)
イカメタルの基本は20号前後が基本という情報です。
しかし、茨城県で20号以下は使うことがほとんどないと言っていいでしょう。
まず最初に指示されたのは30号です。
水深は60m〜70m前後、潮流も速く仕掛けが流されてしまいます。
私は、30号までしか持っていなかったので大変苦労しました。
底まで落として何回か誘ったら巻き上げて入れ直しを繰り返しました・・・。
これでは手返しが悪いです。
イカメタルの40号はなかなか製品自体が少ないですが、事前に準備しておくと良いでしょう。
釣果を少しでもあげたいのであれば、価格はだいぶ上がりますがTG(タングステン)がオススメです。
フォールスピードが速く底取りしやすく、シルエットも小さいのでイカのノリが良いでしょう。
50号の選択肢も視野に入れておいた方が良いかもしれません。
スッテをプラヅノに?
イカメタルで使用するドロッパーですが、1.8号〜2.5号を使用しました。
鉛スッテの他にドロッパーを2個取り付けた仕掛けで挑みました。
朝方、最初はドロッパーにもヤリイカが乗ってきていましたが・・・
日が昇るに釣れて、アタリが少なくなっていきました。
しかし、そんな中でもポツポツ釣っている人がいたのです。
なぜ!?
よく仕掛けを見てみると、イカメタル仕掛けにプラヅノがついていました!!
話を聞いてみると、ドロッパーにアタリがこない場合はプラヅノをつけるとイイんだとか。
なるほど!!
その時は準備をしていなかったので、チャレンジできませんでしたが次回挑戦してみます。
遊漁船によっては、プラヅノ禁止ルールがある場合があるらしいのでご注意ください。
カンナはダブルよりもシングル??
スッテやプラヅノの針をカンナと呼んでいますが、このカンナはシングルタイプとダブルタイプが存在します。
ダブルの方がしっかり刺さってくれるという理由でよく使用していました。
ダブルにも欠点があり、あまり乗りが良くないという点です。
シングルの方がノリがいいので渋い時にはシングルで試した方が良いでしょう。
他にもエダスの長さを変えたりして、その時の状況に合わせるのが釣果を伸ばす秘訣だと感じました。
まとめ
固定観念いとらわれず、アイデアを振り絞って挑戦することをオススメします。