BB-Xハイパーフォース|SUTブレーキ搭載機種のレビュー!

レバーブレーキ(LB)付きのリールの購入を悩んている方でハイパーフォースを検討されている方も多いのではないでしょうか?

SHIMANOの独自技術『SUTブレーキ』を搭載した機種で、2シリーズでの展開となっています。

上位グレードのテクニウムには手が出せないんだよなー…

なんて方はハイパーフォースになるかと思います。

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BB-Xハイパーフォース SUT仕様について

BB-Xハイパーフォースには、SUTブレーキ搭載機種と非搭載の機種がありますので注意が必要です。

17BB-Xハイパーフォースにのみ搭載され
、現在は6モデルにSUTブレーキが搭載されています。

  • 2500DXXG S LEFT
  • C3000D TYPE-G S RIGHT
  • C3000DXG S LEFT
  • C3000DXG S RIGHT
  • C3000DXXG S RIGHT
  • C4000DXG S LEFT

※注意!!SUTブレーキ非搭載の機種には『S』が入っていません

D=ドラグ付き
XXG=ダブルエキストラハイギヤ
XG=エキストラハイギヤ
TYPE-G=ローギヤ(パワータイプ)
RIGHT=右ハンドル
LEFT=左ハンドル

SUTブレーキとは『Smooth UnTurned handle』の略で、これまでのLB付きリールのライン放出時にハンドルが回転していましたが、SUTブレーキはライン放出時にローターだけが回転し、ハンドルが回転しないのです。SHIMANOの最先端テクノロジーであり、他メーカーにはこの機構が存在しないのが特徴です。

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SUTブレーキのメリットとデメリット

SUTブレーキはハンドルが回転しない機構ですが、だから何!?って思いませんか。釣果に関わる意外なメリットがあるのです。さらにデメリットも存在しました。

SUTブレーキのメリット

SUTブレーキでハンドルが回転しない事、これはライン放出時、つまり魚が掛かって突っ込まれたときにラインをローラーから出して態勢を立て直したい(ラインブレイクさせない)ときにLBが存在しますが、これまでのLBはライン放出時に一緒にハンドルも逆回転していました。

ハンドルが逆回転することのより、そのリール自体の振動がリールシートを介して竿先、魚へと伝わっていました。それにより魚が違和感を感じて暴れる、根に突っ込むなどしていた可能性があったのです。SUTブレーキの搭載によりハンドルの回転がなくなり魚が感じる違和感を低減させたのが最大のメリットです。

SUTブレーキのデメリット

SUTブレーキにはデメリットも存在します。
SUTブレーキを搭載したことによる質量の増加、C3000D XGでは15g増量。
ハンドルの左右の付け替えができないため、購入時には注意が必要となります!ハンドル交換の際はSHIMANOへ修理で対応可能とのこと。
それから非搭載に比べると高価です。
3000番台ではメーカ希望小売価格で8000円ほど高くなっています。

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ハイギヤとローギヤどっちがオススメ!?

実はSUTブレーキ仕様の3000番台には「C3000DXG S LEFT」と「C3000D TYPE-G S RIGHT」の2つの選択ができます。ハイギヤとローギヤなのですが、ここで迷ってしまう方が多いようです。
1回転98cmのライン巻き取り量で手返しの良さ、さらにリーリング中の魚の当たりを感じやすいと言われるのがハイギヤです。

ローギヤはパワーファイトができるのが特徴ですが、もう一つの強みがあります。
ハイギヤの場合は巻くための力が必要ですが、力を入れれば入れるほどロッドが暴れてしまいます。
そのため前述したSUTブレーキのの特徴でもある魚に違和感を感じさせないが、ハンドルに力を入れることで違和感を感じさせてしまうことになります。

ローギヤは巻き取り量は少ないものの、違和感を与えることなくパワーで魚を引き寄せる事ができます。

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カスタマイズも可能

ブレーキレバー、ハンドルノブ(A)、スプール(B-1)のカスタマイズができます。

ハンドルノブは注意点があり純正品のハンドルノブよりも重いものを取り付けてしまうと、ライン放出時にハンドルが回転してしまう可能性があります。ちなみにハンドルノブの質量は5であるでした。