どうもMASATOです!!
今回はアングラーの頭を悩ませる『根掛かり』について触れてみます。
『根掛かり』という言葉を聞いただけでゾッとするような恐ろしいワード。
根掛かりの対処法を一歩間違えると最悪の数万円するロッドが折れてしまうなんてことも?
ルアーロストやラインカットでも頭が痛いというのにロッドまで折れてしまっては釣りをする気分ではなくなりますね(T ^ T)
根掛かりは仕方ない!なんて考えている人もいるかもしれませんが、
自身で対処法をマスターすればかなり減らせる現象です!
無駄な出費をするかしないかは、あなた次第です。
今回は、オフショアジギングでの根掛かりについて解説いたします。
●根掛かりの原因
なぜ根掛かりしてしまうの?
遊漁船に乗っていると、船長からのアナウンスで「根があるから根掛かり気をつけてねー」なんて言われた事ありますよね?
根とは海底にある岩のような障害物を言いますが、
根には魚が隠れている事が多く根回りを探る事はよくある事です。
この根にジグが挟まってしまったり、フックが引っかかってしまう現象を根掛かりと言います。
魚の生命反応を竿先で感じてしまったが、その後に根がかってしまったということもありますが、それは魚が根に入ってしまった状態ですので魚を引き出さないといけませんね。
あまりに根が複雑な海域では、リアフックを外してくださいとお願いしている遊漁船もあるようです。リアフックを外してまで、攻める場所ということはそれだけ魚影が濃い場所ということです。
特にジグが海底でベタッと横を向いた状態で、そのまま引きづられると根掛かりする可能性は高くなります。
なるべく早く根から離す事が根掛かり防止となります。
●根掛かりしてしまった場合
根掛かりをしてしまった時、
ルアーを諦めますか?
答えは、No
諦めないという人がほとんどだと思います。
ルアーとフックで安くても1、000円以上するわけですから諦めらめきれないですよね。
船でジギングをしている時って根掛かりなのか魚がヒットしているのか?わからなくなってしまう時がありませんか?
そんな時、
思い切ってフッキングしますか?
答えは、No
たぶん、フッキングすると答える方も結構いるのではないかと思うのですが…
フッキングするとジグが岩礁に食い込み外れなくなり根掛かりを外せる可能性は低くなります。
着底と同時に魚かどうかわからないような重みを感じたら一旦落ち着いて竿先が暴れるかどうか確認してみましょう。生命反応がなければ根掛かりです。
根掛かりをしてしまった場合に、
ロッドを思いっきりシャクって外せますか?
答えは、No
ロッドが折れる可能性があるので軽〜く竿先を3、4回あおってみましょう。
それでもダメならロッドの操作ではハズレないでしょうね。
手でラインを持ってみて張った時にガチャガチャとジグが少しでも動くのであれば、まだ外れる可能性は残っています。糸ふけを出しながら何度か張ってみましょう。
ちなみに、ジグが全く動かなければ外れる希望はほとんどないでしょう。
ジグを諦めるしかなくなった場合、
手でラインを引っ張って切りますか?
答えは、No
ラインを手で持って引くと怪我をする可能性があります。
絶対にやめましょう!
ラインブレーカー(根掛かりカッター)という商品がいくつか販売されていますので、
そちらで対処することをお勧めします!
※ラインをハサミやカッターで切る行為は、海中にラインが残してしまうことになりますので絶対にしてはいけません。
●根掛かりしない!させない!方法
※正直、オフショアジギングでスピニングリールはあまり使用しないので、ベイトの場合の対処方法をまとめてみました。
サミング
着底後すぐにしゃくる
この二つを守ってさえいれば、ほとんど根掛かりは発生しません。
特にサミングは、根掛かりするからという理由だけでして欲しいのではなくフォール中にあたりを拾う役割も担っています。またバックラッシュをする可能性もあるのでサミングは必ずしておいたほうがいいでしょう。
着底後の即しゃくりはどうすればいいのか?
着底と同時にリールを巻いてしゃくらないといけません。
クラッチが切れる直前の位置にハンドルを位置を移動させておけば、着底後すぐにしゃくる事ができます。
ほとんどのメーカーのスロージギング用のベイトリールのクラッチが切れる位置はハンドルが12時付近の場合がほとんどです。
軽くハンドルを回して、クラッチが切れる直前でガツッと重みを感じますのでそこで止めておけば良いでしょう。そしてラインの出が止まったらすぐにクラッチを切ってしゃくれば根掛かりを回避できる可能性が高いです!!
●さいごに!
根掛かりしない!させない!で気持ちよく釣りを楽しみましょう。
あと余談なのですが、しゃくっても全く魚の反応がない場合に、根掛かり覚悟で根でジグを引きずって音を出し縄張り意識を持つような魚に口を使わせるという釣り方もあります。
釣りと根掛かりは切っても切れない関係ですのでこれからもっと根についての勉強をしていきたいと考えています。