人気のスロージギングですが、
これから始めるという方が悩んでしまうのが
フックセッティングだと思います。
フックセッティングが合っていないと、エビったり、掛かった魚をバラしてしまう可能性もあります。
自分のフィールド、狙う魚種にあったフックを選択しましょう。
スロージギングで使うフックのサイズを選ぶ
フックには小さいサイズ〜大きいサイズまで、様々な種類があります。
と言っても、代償だけではなく軸の太さや形状の違いまで様々存在します。
市販品のフックは、パッケージにサイズが記載されているものがほとんどです。
サイズ表記は…
2(ニ)や1(イチ)、1/0(イチゼロ)や2/0(ニーゼロ)などと表記してあります。
フックサイズがよく分からない
Q.2と1ではどちらがフックサイズが大きいですか?
A.答えは1です
フックサイズは以下のように左から右にサイズが大きくなっていきます。
2→1→1/0→2/0→3/0→4/0→5/0→6/0→7/0
太文字の1/0〜7/0サイズが一般的にスロージギングで使用されるフックですので、
覚えておきましょう。
メーカーでサイズが若干異なりますが、
使い分けとしては、小型〜中型狙いは1/0と2/0、中型〜大型は3/0と4/0と5/0、大型以上は6/0と7/0というイメージです。
あとは、使用するジグの形状でフックサイズも変わります。
サイズが合っていないと、ジグにフックが噛んでしまう現象が発生してしまい魚が食ってきてもフッキングできなくなってしまいます。(これは最悪です)
太軸・細軸の大きな違いは?
フックの線径が太さです。
フックの太さが細ければ刺さりが良いですが、耐久性がありません。
フッキング率は上がりますが、大型魚がかかった場合には、フックの折れや伸びでバラしてしまうことがあります。
そのため細軸は、小型〜中型の青物やね魚狙いの時に使用します。
太軸は細軸と比べて刺さりは良くないものの耐久性があり、曲がりにくいです。
大型魚がかかっても安心して魚とファイトができます。
そのため太軸は中型〜大物狙いの時に使用します。
アシストラインの長さは?
フックに結ばれているラインをアシストラインと呼びます。
このアシストラインの長さの非常に重要です。
使用されるメタルジグのサイズでアシストラインの長さを変えましょう。
スロージギングは一般的にタブルアシストフックを使用します。
合計4本のフックが取り付くことになるのですが、前後のフックが絡み合うとメタルジグの本来の動きができない、もし掛かったとしてもすぐにバレてしまうなんてことが起きてしまいます。
そのため、前後のフックが絡み合わないよう、触れない程度の長さのアシストラインを選定せねばなりません。
様々なメタルジグを揃えられているというのであれば、フックのレパートリーも増やすことをオススメします。
フックをメタルジグに装着する方法は?
一般的な接続方法をご紹介します。
ショックリーダーの先にソリッドリングと呼ばれる切れ目のない金属リングを結びます。
このソリッドリングにスプリットリングと呼ばれる
「キーリングのような役割」をする金属金具を接続してフックをつなぎます。
※スプリッドリングは、市販のフックを購入した際に、付属されているケースもありますが準備した方が無難です。
ソリッドリング、スプリットリングは#1→#2→#3→#4→#5→#6→#7と数字が大きくなると強度、大きさが大きくなります。
内径が小さいものを選んだ方が、フックが入り込む可能性が低くなります。(4がオススメ)
金属の金具ですので、素手では開くことができませんのでプライヤーを使用します。
スロージギングでは必須アイテムですので、
スプリッドリングプライヤーをお持ちではない場合は、是非用意していただきたいです。
おすすめのスロージギングフックは?
シーフロアコントロール
スロージギングといえば、シーフロアコントロール ですね。
「JAMフック」…硬度にこだわり、平打ちで強靭なパワーを確率しつつ、絶妙な叩き加減で最大限の口切れを防止しています。貫通力にも優れており全魚種対応フックです。
アカムツや太刀魚がメインであれば貫通力に特化した細軸のJAMフックライトがおすすめです。
OWNER(オーナー)
OWNERのジガーライトシリーズは、3種類のおすすめフックがあります。
まずは、「早掛」
初心者の方には、特にオススメのフックで全てのバイトを掛けるほどの刺さりの良さです。
触れた瞬間に刺さるため、うまく合わせられなかった場合でも魚を逃さないそんなフックです。
続いては、「ホールド」
刺されば、抜けない・バレにくいフックです。
早掛ほどではありませんが刺さりは良く、抜けにくい!!
ジギングのために生まれた恐ろしいハリということは間違いありません。
最後は「シワリ」です。
しわりとはカーブポイントの絶妙な加減を言います。
フォーリングバイトに対応しており、微妙なあたりであっても魚が首を振る瞬間にフックが魚の口を貫通しているはずです。
特にフォール主体のスロージギングで活躍します。
がまかつ
がまかつの「鎌鼬(かまいたち)」
超短軸フォルムが特徴でスロージギングに特化したフックとなっております。
かまいたちの名に恥じない刺さりで、
からみ防止のため激しくアピールする系のジグには特に使いやすそうです。
また、バーブレスのため怪我防止にも繋がります。
カツイチ
カツイチの「DECOY パイク」
久保浩一さんが監修したフックでライトタックルでのジギングでは、
フッキングの早さとバレの少なさが好評です。
「このフックが最高」というジギンガーも数多く。
まとめ
気になったスロージギング用フックは見つかりましたでしょうか???
フックにも様々な種類がありますのでどのフックにすれば良いか迷ってしまいますね。
スロージギングにはまってくると、自作フックが作りたくなるはずです。
自分のスタイルにあったフックで狙った魚を釣ってしまいましょう!!