どうも!
MASATOです。
シーフロアコントロール (以下、SFC)から新発売のロッド情報をお届けします。
JAMROD、JEREXがスロージギングロッドでは有名なロッド、
新たに発売されるロッドの名前は、RAPIER(レイピア)です。
一体どんなロッドなのでしょうか。
RAPIER(レイピア)とは?
フェンシングに詳しい方だったらRAPIER(レイピア)という言葉は知っているはず。
一般ではRAPIER(レイピア)は、16世紀頃に西洋で普及した両刃の細身の刀のこと。その後、フェンシングの刀として普及したそうです。
フェンシングの剣ってぶち曲がってもすぐに戻るようなイメージがありますからそこからきたのでしょう。
ちなみにフェンシングの剣はフルソリッドカーボンではなく(笑)、マルエージング鋼という特殊合金でできているそうです。
で、肝心のSFCのレイピアはフルソリッドカーボン素材です!
航空機や自転車によく使われる「東レT800 30tカーボン」を採用しています。
高弾性高強度でぶち曲げての釣りが楽しめます。
ベースとなったロッドは、SFCの最高峰ロッド『JEREX(ジャレク)』をベースに作れれています。
長さSFC拘りの6.3ft(約192cm)で、リールシートはT-DPS22でガイドはトルザイト、ティップのテーパーはファーストテーパーということなので、ブランクス以外は、ほとんどジャレクと変わりません。
ただし、RAPIER(レイピア)にはBAVSは採用されていないようです。
ジャレクの開発と同時進行で開発が進められていたのがレイピア。
操作性は限りなくジャレクに近づけ、
曲げて釣りたいアングラーをターゲットにしたロッドがレイピア。
レイピアはジャレクと同じく小売価格が6万5000円(税別)です。
4種類のモデルが発売され、
1force(MAX200g),2force(MAX250g),3force(MAX300g),4force(MAX350g)
全て1ピースモデルです。
トルザイトとは?
富士工業さんの最上級ガイド『TORZITE(トルザイト)』が採用されました。
TORZITE(トルザイト)とは、
国内で販売されている上級モデルのロッドに採用されるガイド部品です。
TORZITE(トルザイト)=高級ロッドというイメージでO Kです。
丈夫で知られるSICガイドよりも薄くて軽量。
さらには、ラインからの情報伝達がブランクスに伝わりやすいという特性があります。
ラインとガイドが接する面積が大きくできるためで、接する面積が大きいということは逆にラインに負荷をかけてしまい、ラインの損傷につながるのでは?と以前は言われていました。
「低ライン接触圧」「表面の滑らかさ」を持たせるなどさせ耐摩耗性はSICとほぼ同等。
その他、落下時の割れにくさや耐久性などSICと比較しても同等かそれ以上のテスト結果が出ています。
一方でデメリットもあるようで、
糸鳴り音が発生しやすいのでは?と言われています。
実際にRAPIER(レイピア)がどうかはわかりませんが、
まぁオフショアジギングであれば、船のエンジン音、波や風の音でほぼ聞こえないと思うので気になることはないでしょうね。