【2023ブリジギング入門】タックル編10kg超ブリを釣る最短の道のり!



青物御三家の1種でブリ族はジギングの人気ターゲットなっています。

ブリ族は比較的釣りやすい魚ではありますが・・・

10kgクラスとなるとそう簡単にはいきません。

出会えるチャンスが少ないという事もありますし、HITしたらそれなりのファイトの難しさがありバラしてしまう事もあります。

でも、10kgオーバーを釣ることは釣り人にとっては目標の一つになることは間違いありません。

今回は実際の経験談も踏まえて2023年にオススメしたいタックルをご紹介いたします!!


ブリジギング 人気のエリアとシーズン



全国各地でブリを狙うことは可能ですが、釣果が特に良いとされるエリアが、

北海道の積丹、日本海の富山湾、佐渡湾、能登半島、丹後、九州玄海灘などです。

シーズンは秋〜冬に最盛期を迎えるエリアがほとんどですが、シーズンを通して狙うことができます。

日本海での釣果が特に目立ちますね!

まずは、釣果の出ているエリアに足を運ぶことが第一歩です。

ブリジギングではこんなタックルを使う



鰤のサイズともなると、イナダやワラサとは比べ物にならないくらいの難しいファイトとなります。

そのため、タックルはしっかりと事前に準備することが大切です。

ブリサイズがHITしたと喜んでいたところ・・・

バラしてしまったなんてことになったら長い期間、後悔だけが残ります。

今回は、スピニングタックルをご紹介いたします。

参考データがこちら↓

ロッドジギング用(6ft前後)
リール8000番クラス
PEライン3号〜4号
リーダー60lb以上(フロロカーボン)
ジグ150g〜300g(海域による)

ターゲット「鰤」が釣れる時間帯は?

私が経験したことや船長から聞いた話を元に書かせていただきます。

まず私の経験から、釣れるのは〝朝〟でした。

朝まずめというゴールデンタイムに活性が高く、午前8時30分以降は全く釣れなくなってしましました。

ちなみに他の方は、ポツポツ釣れていました。

理由については様々な意見があると思いますが、船長に聞いた話によると…

「確かに朝は活性が高い時間帯だが、通常であれば朝でなくとも釣れる。しかし、鰤シーズンになると遊漁船が増えるためプレッシャーになり警戒心が高く口を使わなくなる。」とのことでした。

つまり、船が集まるまでの時間帯が勝負となるんだということです。

特に冬の季節に開催される日本海側ブリジギングでは、荒れた天気・海の状況から出船率が極端に下がります。

出船率が低い中で、出船できるタイミングがあれば自ずと船も集まるのは間違いありません。

主に釣れる時間帯は、〝朝〟で間違いないようです。

10kgオーバー鰤を釣った感想

まず、5・6kgの魚とは全く異なる桁外れのファイトになります。

首も大きく振るため、フックが外れるのではないか?というスリル感、美味しい魚にはサメが食らい付いてくるので早く上げなくてはというプレッシャーがあります。

最初の頃は、ファイトに時間ががかって体力も消耗してしまうと思いますが、これまでに味わったことのないような感情が生まれるでしょう。

正直、10kgオーバーの鰤を釣るというのは難しいです。だからこそ、釣り上げられた時の感動はひとしおです。


おすすめのブリジギングロッド

ヤマガブランクス YAMAGA Galahad634s


最近は比較的入手できるようになったが、

少し前までは、オーダーから1年待ちという時期もあった大人気のジギングロッドです。

ブリジギングはもちろんのこと、ヒラマサにも対応できるロッドです。

魚を走らせられない漁礁周り等、根の荒いポイントでの強引なやり取りを強いられるシチュエーションでも威力を発揮するロッドなのです。

長さ1915mm
継数1本
ジグMAX220g
PE MAX4号
ドラグ MAX6kg


ネイチャーボーイズ アイアンレンジ IRNB-663ND


近年、青物ジギングで大人気のジグ〝鉄ジグ〟を販売するネイチャーボーイズのロッドです。

キャストを前提に考えられたロッドのため飛距離が出せるのと、全長が長めの設定になっているのでロングストロークのワンピッチジャークで誘うことができます。

鉄ジグとの相性もピッタリですので、組み合わせて使ってみたい1本です。

※入手困難です

長さ6.6ft
継数2本
ジグMAX200g
PE MAX4号
ドラグ MAX7kg

天龍 ジグザム ドラッグフォース JDF611S-4/5


発売が2023年5月〜6月に発売した、天龍のジグザム ドラッグフォース JDF611S-4/5いい感じに仕上がっていそうです

アンダーハンドキャストをしやすく広範囲の攻めに対応しています。全モデルに比べてネバリ強さの向上と軽量化に成功したとのことです。

最新ロッドを是非使ってみたいですね!

長さ1860mm
継数1本
ジグMAX230g
PE MAX4号
ドラグ MAX8kg

DAIWA ヴァデルJ60MHS

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ダイワ(DAIWA)
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高いから釣れるというわけでもありません。

安くても釣れます。

私も使用しているヴァデルJ60MHSは、15,000円前後で購入できる比較的低価格なロッドです。

エントリーモデルながらSALTIGAやCATALINA同様の調子で本格的なブランクスです。

余談ですが、私はこのロッドで1日に4本のブリを釣っています。

長さ1830mm
継数2本
ジグMAX210g
PE MAX4号
ドラグ MAX非公開

おすすめのブリジギングリール

SHIMANO ステラSW 8000HG

SHIMANOの最上級スピニングリール です。

パワー、巻き感、ドラグ性能、防水性能など全てにおいて最高のリールですね。

100,000円前後と価格はお高めですが、使用感のあるものでも高額買取が期待できるモデルですので、コスパは◎とも言われています。

SHIMANOファンなら誰もが憧れる1台となっています。

ギヤ比5.6
自重625g
最大巻上長(ハンドル1回転)107cm
PE (号/m)3-410、4-300、5-250
ドラグ(実用)18.0kg

SHIMANO ツインパワーSW 8000HG


ステラSWの1個下のモデルになるツインパワーSWですが、ほぼほぼステラSWだとも言われています。

巻き感やパワーは、ステラSWに引けを取らないです。

価格も4割近く安く購入できるので、かなりお買い得かと思います。

ギヤ比5.6
自重615g
最大巻上長(ハンドル1回転)107cm
PE (号/m)3-410、4-300、5-250
ドラグ(実用)14.0kg



DAIWA カルディアSW 8000-H

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2022年発売モデルの20,000円後半で購入できるSWリール。

フルメタル(AL製)モノコックボディに大口径タフデジギアを搭載しています。

ブリクラスの青物であれば十分な性能だという評価も出ていますし、Amazonの評価もかなり高いです。

ギヤ比5.7
自重630g
最大巻上長(ハンドル1回転)110cm
PE (号/m)3-400、4-300
ドラグ(最大)15.0kg

DAIWA 23BG SW 8000-H



2023年4月発売の10,000円台後半で購入できるSWリールです。

フルメタル(AL製)ボディでハンドルねじ込み式、ドラグはカーボンワッシャを採用しています。

4000〜18000番までのモデルラインナップとなっています。

小型〜大型まで狙えるリールのため、耐久性やパワーもしっかり備わっているはずです。


おすすめのPEライン


PEラインは3号または4号がオススメです。

ジギンング専用のPEラインでキャスト性能に優れたものが特にオススメ。

300m以上をスプールに巻くことをオススメします。

おすすめのリーダー


リーダーは根擦れに強く、劣化するしにくいフロロカーボン製のものがオススメです。

PE3号なら60lb、PE4号であれば80lbがGoodな組み合わせだと思います。

おすすめのジグ

ブリジギングで人気のジグはセミロング〜ロングタイプです。

時にはショート系のジグが活躍する場合もあるので忍ばせておくと良いでしょう。

今一番流行しているのは〝鉄ジグ〟でしょう。

ジグの重さは海域によっても異なりますが、150g〜200gの使用頻度が多いと思います。

カラーはシルバーやグローは良くHITするイメージがあります。

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上げ中心で狙う・食ってくる場合にはスイムライダーが効果的です。



基本、上げ重視で攻めますが、上げで食わない状況ではスローダウンを選択肢してみます。

そんな時は、ウィグルライダーがオススメです。

粟島寒ブリバトルの様子はYouTubeでどうぞ!


実際にブリを新潟県の粟島で4本釣った動画があります。

参考になるかわかりませんがご視聴いただければ幸いです。

最大12kgのブリを釣り上げることができました。


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