どうも!!
管理人のMASATOです。
今回はソルトフィッシングでは切っても切れないサビ問題についてふれてみます。
海釣りに行って使用したルアーをそのままにしておくとフックが錆びることは皆様ご存知かと思います。
針先、フックの返しがサビでダメになっているなんてもう使い物にならないじゃないですか!!
もちろん交換しないといけない消耗品とわかっていても、決して安いものではないので長持ちさせたいですよね。
サビさせないための何かがあればいいのですが釣り具各メーカーではそんな商品出してないのが実情です。
消耗品のフックで売り上げをあげるために作らないのか?それとも作れない理由があるのか?
わかりませんが、日頃のお手入れが必要であることは間違い無いでしょう。
●防錆剤の効果は?
多分、誰もが一度は防錆剤を塗布すれば良いのでは?と考えるのでは無いでしょうか?
でもこれが推奨!!と口を揃えて言える商品が正直ありません。
呉工業(KURE)の55-6や66-6などは防錆剤として有名ですよね。
呉工業 防錆でも使わないという人がほとんどです!!
化学物質がついていると釣果に影響が出るのでは?と考える以前に、
海水汚染につながる可能性性もあるため推奨されないのでは無いでしょうか。
みんながみんな使っていたら海水に大量の油を放出することになってしまいますからね。
●日頃の手入れとは?
本題に入りましょう。
よく釣りが終わった後に帰宅しようとする人がペットボトルやタンクに入れた真水で洗浄している姿をみます。
大正解です!!
できる限り早めに洗い流すのがいいのですが、さらに効果が出るのが、
ぬるま湯
と言われています。
自宅に戻ってきてからになると思いますが、
ぬるま湯で洗浄し、しっかり乾かすのがベストと言われています。
非常に簡単と思われる作業ですが、釣行後の疲れた体で海水を浴びたタックルを洗うのって結構しんどいですよね。
もちろんご存知と思いますがリールはぬるま湯で洗浄してはいけません。
リールに使用されている油分が洗い流されてしまいますから!
ここだけは注意ですね。
●フックのサビはルアーにも影響が
ぬるま湯で洗って錆びることを遅らせることができても、いつかは錆びるのがフックです。
そのフックをいつまでもルアーにつけた状態にすると、いつかはルアーまで錆びてしまいます。
もらい錆です。
一般的にルアーのアイ部分は錆にくい金属として知られる「ステンレス」が使用されていますが、
錆ないわけではありません。
ステンレスは不動態皮膜というものに覆われているのですが、不動態皮膜の効果が錆をもらうことで失われると一気に錆びてしまうのですね。
フックからスプリットリングを介してルアー(プラグ)のアイを侵食し錆は一気にルアーまでも錆びさせてしまい表面上では見えなくても、内部までも錆させてしまうことがあるようです。
不動態皮膜が壊れると局部的に孔食と呼ばれる現象がのようです。
数千円もするジグが使えなくなるとなるとそれはショックですね!
面倒でも日頃のメンテナンスが必要です。
また、タックルボックスを防水性のものを使用すれば、
使っていないタックルの無駄なお手入れを省くことができますね!!