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船に乗ってマダイ釣りを経験してみたいと考えて、
エビ餌をつけるための「テンヤ」と呼ばれる仕掛けにたどり着き、
こちらの記事に足を運んでいただいたのではないかと思います。
一つテンヤは非常に簡単に始められますが、奥が深い釣りです。
ライトタックル、細い糸を使って最大10kgを超えるマダイが釣れることもあるのです。
まさにスリリング!!
「大鯛を釣る」という目標ができドップリハマってしまうこと間違いなしでしょう。
仕掛け『テンヤ』って何?
マダイを狙う際の餌は基本的には「エビ」です。
冷凍エビや活きエビ、芝エビや赤エビなど種類がありますが、仕掛けは『テンヤ』になります。
テンヤはオモリに針がついたシンプルなもので、メインの親バリとサブの孫バリの2本が取り付けられているのが一般的です。
自作などされる方もいますが、市販で販売されているテンヤで十分に楽しめます。
テンヤは大きく分けて2種類、台形の形状が「テンヤ」、球体の形状が「カブラ」です。
また、針とオモリが一体となった固定式、針がオモリと離れる誘導式があります。
今回は固定式テンヤ、固定式カブラ、誘導式の3種類に分けて紹介させていただきます。
重さ、材質、カラーについて
仕掛けを選択する際に、必ず自身が選択しなければならないことがあります。
重さ(号数)
まずは仕掛けの重さです。
一つテンヤ仕掛けは一般的にgではなく『号』で表記されています。
3号〜15号が広く使われているサイズで大きい号数になればなるほど水深が深い場所で使用されます。
利用される遊漁船に確認されることをオススメします。
号数 | g数 |
---|---|
3号 | 11.25 |
4号 | 15 |
5号 | 18.75 |
6号 | 22.50 |
7号 | 26.25 |
8号 | 30 |
9号 | 33.75 |
10号 | 37.50 |
11号 | 41.25 |
12号 | 45 |
13号 | 48.75 |
14号 | 52.5 |
15号 | 56.25 |
※メーカーによって取り扱いしていない号数がありますので事前チェックが必要です。
2材質
一般的なものは、鉛です。
価格は300円〜800円くらいが相場となり安価な為、多くの種類を所持されている方が多いです。
もう一つがタングステンです。
鉛よりも比重が大きく、同じ号数でもシルエットを小さくできるのが特徴で、フォールスピードが早くなり着底が早くなります。
誰よりも最初に魚のいるレンジに餌を運ぶことができますし、潮が速い時などは特に大活躍です!
ただし、ゆらゆらとゆっくり落としたい場合には向いていません。
価格は1000〜2000円くらいが相場となります。
効果な為、根掛かりの多い一つテンヤマダイ釣法では若干勇気がいるかもしれませんが、それだけの価値があるので少なくとも1つはタックルボックスに忍ばせておきたいです。
3カラー
様々なカラーが存在しますが、
基本的には好きなカラーをチョイスすれば良いと思います。
海の状況、天候によってカラーのアピール力が異なります。
レッド(赤)…最も使用されるのが赤です。赤といえばエビや甲殻類に多いナチュラカラー
ゴールド(金)…レッドの次に定番のカラー。天気の良い特に使うとアピール力◎
グロー(蓄光)…光の届かない深い場所や濁り、曇りや雨の時に活躍
無垢(ブラック/シルバー)…ナチュラル系のカラーで澄み潮時に効果大
固定式テンヤのおすすめ
タイテンヤSS +エビロック
固定式のテンヤで定番といえば紅牙の「タイテンヤSS」。
さらにエビロックが装備されたタイプです。
エビロックはエビがずれないようにロックすることができる。
アイにはスイベルがついており、糸よれが防止もできる。
また別売りのプラスシンカーを取り付ければ号数UPすることも可能!!
炎月一つテンヤⅢ
テンヤの聖地の船長が認めたシマノの固定テンヤの定番。
台形形状で下部の平たい部分に抵抗が加わり、ゆらゆらとフォールしていきマダイを誘います。
カブラのおすすめ
ビンビンテンヤ鯛夢
ジャッカルのプロ・宮本英彦さんがお勧めするのがカブラ。
テンヤよりもカブラを使う頻度が多いという。
カブラは球体で転がるように針が上に向く為、バイトする確率も増えるのでは?と言われています。
ビンビンテンヤ(タングステン)
タングステン製のジャッカルの「ビンビンテンヤ」。
比重の高いタングステンは潮が速い時など、底どりが難しい時に特に活躍します。
またヘッド部分が小さい為、魚に違和感を与えません。
誘導式テンヤ/カブラのおすすめ
紅牙の誘導テンヤ+SSと
タングステン製の誘導テンヤ+TG
私が一番おすすめする仕掛けです。太軸で小型の針のため、魚に食わせやすく、刺さったら逃さない!
誘導式のためバラシも少なくなります。欠点としては仕掛け交換の際が少し手間なことです。
収納ケースも忘れずに
冷凍エビは、まとめ買いがお得!
遊漁船で冷凍エビが配られる場合がありますが、2個目以降は有料のところがほとんどです。
1日中、一つテンヤをしていると、特にエサ取りが多いと2パック3パックとすぐに使ってしまうんですよね。
そこで、事前に冷凍エビを用意しておくと節約できるんです。
冷凍庫に常に常備しておくと便利ですね!!