全国各地で楽しむことができる「一つテンヤマダイ」。
非常にライトなタックルで、オモリ+針の「テンヤ」と呼ばれるシンプルな仕掛けにエビをつけ、
マダイを狙う釣法です。
PE1号以下という細い糸を使って、4kg以上の大鯛を狙います。
時には10kg越えのマダイが釣れることもあるのです。
また、様々な魚種と巡る会うことができるため非常に面白い釣りなのです
老若男女問わず、人気が高くこれから始めようと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、「一つテンヤマダイ」を楽しむためオススメのロッドをご紹介いたします。
※この記事は初心者向けにスピニングロッドのみをご紹介します
「一つテンヤマダイ」専用ロッドの選び方!
さて、「一つテンヤマダイ」専用のロッドを購入しようにも種類が多すぎて迷ってしまいますね。
選定するにあたってどこをチェックすれば良いのか?
初めての方用にまとめてみました。
チェックポイント① 専用ロッドか?
1回きりしか「一つテンヤマダイ」やらないよ!って方は正直専用ロッドは不要です。
バスロッド、シーバスロッド、タイラバロッドなどで代用できます。
でも今後も続けていきたいということであれば、メインロッド(サブロッドも用意すればベスト)は必要です。
マダイは、アタリが感じ難く繊細なロッドでなければ気づくことができないのです。
即アワセが基本の釣りなので、マダイの独特なアタリを感じ取れることができる専用ロッドが好ましいです。
専用ロッドには、『一つテンヤマダイ』など書かれています。
SHIMANOの『炎月』、DAIWAの『紅牙』などシリーズ化しているメーカーだとわかりやすいですね。
チェックポイント② 長さ
「一つテンヤマダイ」のロッドは250cm前後が多いです。
最初の1本には是非この長さというのが、240cmです!
最も使いやすい長さで、リフト&フォールやアワセもバッチリ!
この長さを目安にご紹介していきます。
チェックポイント③ 調子
調子?と言われても、初めての方はよく分からないですよね。
簡単にいうとロッドの曲がり方です。
調子には大きく分けて、先調子と胴調子があります。
それぞれの特徴は…
シャクリが楽で、アタリが感じ取りやすい。
アワセさせやすいのが特徴。
しかし、大物がかかった場合にロッドが引きを吸収しにくくバラしやすい面がある。
感度では先調子に劣るものの、
魚をかけた後は、ロッドがうまく引きを吸収してくれるのでバレにくい!
まず最初の一本は、感度の良い先調子がオススメです!
チェックポイント④ ロッドの硬さ
ロッドの硬さは、柔らかい順番にL→ML→M→MH→Hのように表記されています。
最初の一本に選ぶのであれば、オールラウンドで使用できるML〜MHを選択すれば間違い無いでしょう。
チェックポイント⑤ 穂先の色
ひとつテンヤマダイ専用のロッドは穂先の色が白や、黄色などより目立つ色になっています。
理由はアタリを目で確認できるようにです。
繊細なアタリのため体で感じることができなければ目で確認するしかありません。
自身が見やすい色の穂先のロッドを選択するのもいいかもしれません。
【低価格】1万円前後で購入できるコスパ重視ロッド
ブラックとゴールドを基調としたカッコイイカラーが特徴の
アブガルシアの『黒船シリーズ』KTMS-245MHです。
全長は245cmでテンヤは3〜15号対応で浅場から深場まで対応。
7:3先調子で感度・操作性重視で、114gと軽量モデル。
価格は、1万円前後で購入できてしまいます。
【低価格】1万5千円前後で購入できる有名メーカーロッド
有名釣り具メーカーSHIMANO
2020円モデルの『20炎月一つテンヤマダイ 235M』が1万5千円前後で販売されています。
エントリーモデルですが、ソフチューブトップを採用し、小さなアタリも見逃しません。
全長は235cmでテンヤは2〜12号対応で106gと軽量です!
2万円前後で購入できるダイワの紅牙ロッド!
DAIWAの紅牙テンヤゲーム・V MH-240は上級者でも納得できる調子、操作性、感度を持ちます。
全長は240cmでテンヤは2〜15号対応で117gと軽量です!自重以上に持ち重り感を軽減し、バランスよくしているため数値以上に軽く感じることでしょう。
2021最新モデルで2万円前後!エンゲツSS 一つテンヤマダイ
2021年4月に発売されたばかりの21エンゲツSS 一つテンヤマダイ。
ブランクスにはスパイラルXとハイパワーXを採用し軽量化とネジレによるパワーロスを抑制しています。
不意の穂先折れの修理が可能で、ソリッド交換サービス対象(有料)なのです!!
ハイスペックモデルなら20鯛夢で決まり!
最初からハイスペックが欲しいという方も多いでしょう。
SHIMANO、DAIWAのロッドもいいですが、ジャッカルの『20鯛夢』がオススメです!!
ひとつテンヤマダイのプロとして活躍中の宮本英彦氏が監修した細部にまでこだわったロッドです。
宮本英彦氏の書籍も非常に勉強になるので参考にしてみてください。
全長は245cmでテンヤは3〜15号対応(推奨は5号〜8号)でです!