タチウオジギング|リーダー選定は重要!太刀魚の歯切れラインブレイク万全対策



どうも!

MASATOです。

先日、スロージギング釣行に行ってきましたがタチウオ(太刀魚)が釣れているという事で、

タチウオジギングの万全の準備をしてその日に備えました。

いや〜人気があるだけあって楽しいですね!

結果から申し上げますと、2023年タチウオジギングは、40本以上匹釣り上げる事ができました。
(釣れるときは100釣れることもあるので今回は少ない)

さて肝心のタチウオ カッターは回避できたのか??

準備した甲斐もあり、リーダーで切られることもありませんでした。

PEで切られましたが(T . T)

でも、なんの準備をしないで大群のタチウオと遭遇すると船の上で、

ただひたすらに眺めているだけになってしまいますよ!!

タチウオジギングを始める前に知っておくこと



タチウオといえば「歯が鋭い」というのは有名話。

リーダーを何度も切られ大切なジグをロストしたという経験はあるのではないでしょうか。

タチウオの歯はタチウオカッターとも呼ばれるほどリーダーをバンバン切っていく魚で、

釣り人を困らせる厄介者です。

しかし、釣れたら嬉しい!!これは間違いありません。

引きもいいし、一般的な魚の引きとは違う独特な感覚。

そしてなんといっても美味しい。

脂の乗った刺身、焼き、煮付け、一夜干し、フライ、天ぷら等々なんでもOK


↑ドラゴンスケールで釣ったタチウオチェック!!


タチウオは体長よりも体高でランク分けされる事があり、

指5本以上の体高のタチウオは『ドラゴン』と呼ばれます。

さらにそれを超える7、8本ほどのタチウオは『シェンロン(神龍)』と呼ばれるのです。



ちなみに体長でランク付けする地域もありますね。120cm以上、140cm以上など。

でもタチウオは共食いで尻尾が食われている事があるので体長では判断が難しい事があります。

タチウオジギングで重要なのは・・・リーダー



ジギングでは、ジグやフックなどが特に重要視されると思うのですが、

個人的には、リーダー→フック→ジグの順に大切だと思っています。

それは冒頭でもありましたが「タチウオカッター」でリーダーが切られてしまうからです。

リーダーが切られてしまっては、大切なジグを失うという経済的ダメージを受けるだけでなく、

切られた場所によってはリーダーを組み直さないといけなくなり、釣りの時間も大幅にロスします。

せっかく船代を払って遊漁船に乗ったのに、ノットの組み直しをしている時間はもったいないですね。

リーダーよりはるか上のPEで切られることもありますが、それはどうしようもない。

PEは擦れに弱いし、カッターなんて一瞬。

でもなぜタチウオジギングでPEが切れるのか?(リーダーは3m)
タチウオが下からジグめがけてアタックし外してPEまでいってしまうのか、それとも捕食が下手なため尾っぽ周辺にフックが刺さり暴れてPEに歯が当たってしまったのかぐらいの想像しかできませんでした。

知ってる方は教えて欲しいです!!


タチウオジギングには大きく分けて3種類のリーダー


タチウオジギングで使用できするリーダーは主に3種です。

使い分けることによって釣果UP、歯切れ防止につながるのです。

フロロリーダー


一般的に使用されるのはフロロリーダーです。

スレに強く、感度が良くアタリも取りやすいのが特徴です。

さらに光の屈折が低く光を反射しにくいため魚に違和感を与えにくいという点もいいところです。

結束強度が低いというデメリットがありましたが開発が進み、過去の話になりそうです。

ナイロンリーダー

価格が安い、伸びがあるため急に引っ張られても切れにくいという点から選択されます。

しかし、吸水性があるため劣化が早くナイロンは使い捨てなんて言われるほどになるので長時間の使用は期待できませんが、最近の技術の進歩で耐久性の高い製品も販売されています。

ナイロンの場合、柔軟性が高いためノットの結束がし易いという特徴もありますので初心者の方にはオススメかもしれません。


ワイヤーリーダー

とにかく丈夫です。

他のリーダーに比べ格段の耐久性を誇り、切られることはまずないでしょう。

しかし、金属感を全面に押し出していますので魚が違和感を持つということやジグを操作しずらいというデメリットがあるため特に渋いときなどは、ボウズ覚悟でジグを死守する方向けです。

私も使用する事もありますが、食いが良い時などにはワイヤーだろうがなんだろうが食ってくるときがありますのでそんな時に使用します。それ以外は基本は使用致しません


※遊漁船では使用不可となっている場合があります。

タチウオジギングのリーダー長さは?

タチウオジギングのリーダーの長さ(太糸)は、最低でも200cm以上になるように設定しています。

釣れ続けている時は、ジグに近いリーダーの部分がボロボロになってしまい切って詰めるという作業が必要になります。

結果的に100cmくらいの長さになっている時もあるので、やはり最低200cmくらいはとるようにしています。


タチウオジギングでオススメのリーダー





DAIWAさんの記事を参考にご説明いたしますが、

メーカー推奨のラインシステムは、

PE0.8号〜1.0号でリーダーは、20ポンド(5号)と先糸に50ポンド(14号)を結束するというものです。

なぜ50ポンド(14号)をPEと直結しないのか?

その理由は、細いPEラインと太いリーダーの相性が悪いからです。

すっぽ抜けなんてこともあるかもしれませんのでご注意を!!

活性が低かったり、食いが悪いときは切られることも覚悟して細くすることも考えると釣果が伸びるかもしれません。

そんな時はジグのフックをフロント側を外してしまってリヤフックだけにすると良いかもしれません。

オススメのリーダー紹介

グランドマックスショックリーダー


シーガーのグランドマックスショックリーダーは、特にオススメのリーダーです。

他の製品と比べて同じ号数でも強度が高く、感度も良く根ズレに強いのが特徴。

10号以上のグランドマックスショックリーダーも使用したいのですが、MAXが10号までになっております。

PEと太リーダーの間に入れるリーダーに使用すると良いかと思います。



太刀魚テーパーリーダー(ナイロン)


リーダーの結び目がなく細号数>>>太号数に変換することができるので、ガイドの径が小さいものでも引っ掛かりなく巻き取れるようになっている。

ナイロン素材のしなやかさと伸びによりルアーの柔らかい動きが太刀魚にアピールすることが可能です。

特に初心者の方にオススメのリーダーです。


5号 >>> 14号
6号 >>> 16号
7号 >>> 18号
8号 >>> 20号

アジーロ フロロテーパー太刀魚

リーダーの結び目がなく細号数>>>太号数に変換することができるので、ガイドの径が小さいものでも引っ掛かりなく巻き取れるようになっている。

フロロ素材の耐摩耗性やスレに強いため、タチウオの歯でも耐えてくれることでしょう。

種類

4号 >>> 12号
5号 >>> 14号
6号 >>> 16号
7号 >>> 18号
8号 >>> 20号


魚に見えないピンクフロロ ショックリーダー


魚に見えないと言われているリーダーが2023年に発売されました。

でも、人にはよく見えるという魔法のようなリーダーです。

DUELのステルスピンクで、実際に使ってみましたが、私だけが釣れているということがありました。

発売してまもなくのリーダーを使っていたので魚に見えないピンクフロロ ショックリーダーの効果の可能性が高いように感じました。

オススメ号数

12号・14号・18号・24号・30号


弾丸フロロショックリーダー

タチウオジギングはリーダーがボロボロになるのは、ほぼ確実です。

すぐにダメになってしまうなら極力安いものを使用したいと思いますよね。

メジャークラフトのリーダーであれば他社と比較しても低価格で購入ができますのでオススメです。

オススメ号数

12号・14号・18号・20号・30号


まとめ


タチウオジギングで使用するリーダーは、フロロやナイロンを使用するのが一般的です。

ワイヤーは滅多なことがない限り使用しないでしょう。

タチウオの食い気が落ちるのはほぼ確実です。

少し難しいセッティングになるかもしれませんが、初心者用のものを準備すれば問題ないと思います。

是非、タチウオジギングで爆釣しましょう!