茨城でオフショアルアー(船ジギング)!初心者のためのタックル紹介!




都道府県魅力度ランキングワースト1位(2023年も)の茨城県ですが、実は釣りをされる方ならご存知だと思いますが、日本でも有数な釣り場スポットです。

茨城県は太平洋に面しております。

ヒラメ・真鯛・青物は年間を通して釣ることができ、特に高級魚のヒラメは人気な魚で全国各地から多くのアングラーが茨城県を訪れます。また真冬のタチウオシーズンになると予約を取ることすら難しい日々が続きます。

今回は、茨城県でオフショアフィッシングを楽しむために釣種別で釣り方だったり仕掛けのご紹介などをしてみましょう。

もちろんご紹介するのはルアーフィッシングです!



茨城県で釣れるヒラメは「常磐ヒラメ」という高級ブランド魚になっています。

釣れて嬉しい・食べて美味しい魚ですね。

餌に関しては12月1日解禁ですが‥

ルアー(メタルジグ )であれば年中狙えます。

ヒラメをメタルジグで狙う場合、狙いやすい時期があります。

ズバリ!!夏から秋です。

例年6月〜11月頃が一番釣れる時期となっています。

補足 >>> 近年は水温が高くなっていることから12月くらいまで狙えるようになってきました。


ヒラメはスロージギングで狙えます。

スロージギング専用のタックルでボトム〜5mくらいまでをメタルジグの「フォール」アクションで誘い、ヒラメを狙います。

150g〜250gくらいのメタルジグを使用し、メタルジグには前2本・後2本のフックを装着するのがスタンダードです。

水深は30m〜80m前後がポイントとなります。

50mが一番多いポイントとなります。

一番HITが多いタナはボトム付近です。ヒラメの砂地や魚礁に隠れていることが多いのですが、10m前後まで追ってくることがあるので、10m前後まで探ってみても良いかもしれません。

ヒラメの場合、大きいサイズだと10kg超にもなりますが‥

滅多にお目にかかることができません。

一般的には、PE1.5号〜2号タックルでやる方が多いと思います。

大物狙いでやるのであれば、タックルも強めにしましょう。

DATEサイズ・番手
ロッド6.3ft前後のスロージギング(スローピッチジャーク )専用/1番〜3番
リールベイトリール
PEライン1号〜2.5号
ショックリーダー 5号〜10号
ソリッドリング#4〜#5
スプリッドリング#4〜#5
メタルジグ 150g〜250g
前後フック3/0〜4/0


正直、タックルの金額は高い必要はありません。

もちろん金額の高いものは性能が高い傾向にありますが、最初はその良し悪しがよくわからないまま使うことになるので基準を知る上でもエントリーモデルはオススメです。

低価格で揃えられるオススメのリール・ロッド・メタルジグ をご紹介しておきます。


茨城県の海では真鯛も人気の魚です。

サイズは日本海と比べると小さめかもしれませんが、1〜2kgほどの真鯛はそこそこ上がりますし、時々5kg〜10kgの真鯛が上がることもあります。

フックが掛かると首を振る魚で豪快な引きを楽しむことができます。

真鯛は春夏秋冬1年中釣る事ができます。

大きな真鯛が釣れ始めると続くことがあるので、釣果情報をチェックしておくと良いでしょう。

アマダイは、冬の時期がシーズンとなります。

11月〜2月くらいまでが最盛期となります。

真鯛・甘鯛はジグやタイラバを使って狙えます。

ジグの場合のアクションは、「ただ巻き」「ワンピッチ」で狙ってみましょう。

「ただ巻き」からのリフト&フォールなど色々と織り交ぜながら狙うことをお勧めします。

タイラバの場合は、「ただ巻き」ですが、ワームをつけたりしても効果的ですね。

甘鯛に関しては特殊で、ボトムでネクタイを少し漂わせてから巻き始めると良かったりします。ボトムトントンなんて言葉もあるので、とにかくボトムでアピールしてみてください。

真鯛は、水深20m〜80m前後のポイントで狙うことができます。

30m前後のポイントへ案内されることが多いかもしれません。

真鯛がいるタナはバラバラでボトム〜20mの範囲で食ってくることがあります。

浮いている真鯛は大きいと言われていますが、その通りだと思います。


甘鯛は、水深80mで狙うことができます。
ほとんどポイントがないので甘鯛狙いの船は80mのポイントに集結することとなります。

甘鯛がいるタナはボトム〜3mまで!!
甘鯛狙いの場合は、それ以上のタナで誘ってもあまり意味がありません。

タイジグの場合、ライトジギング用のロッドで代用ができます。

比較的ライトタックルで楽しむことができるので、ジギング入門にぴったりかもしれません。

小型のジグを使うと釣りやすいのでタイジグと呼ばれる製品やジグの素材がタングステン製品などを使うと良いかもしれません。

DATEサイズ・番手
ロッドタイジグ用6.0ft〜7ft
リールスピニング4000番手
PEライン0.8号〜1.2号
ショックリーダー 3号〜5号
ソリッドリング#3〜#4
スプリッドリング#3〜#4
メタルジグ 60g〜120g
前後フック1/0〜2/0

タイラバはの場合は専用のロッドを使うと良いでしょう。

タイ系の魚の細かいあたりも感じ取ることができます。

真鯛にも甘鯛にも対応できるように150gまでの負荷に対応できるタックルでご紹介いたします。

DATEサイズ・番手
ロッドタイラバ用5.5ft〜7ft
リールスピニング/ベイトリール
PEライン0.6号〜1.2号
ショックリーダー 3号〜5号
タイラバ真鯛60g〜120g/甘鯛100g〜150g
タイラバ用フックネクタイ&フック


茨城県の冬の風物詩とも言えるタチウオ。

船中1000〜2000尾釣れることもあります。

茨城で釣れるタチウオはサイズがとにかく大きくて、5F〜7Fサイズのドラゴンサイズのタチウオはアベレージです。東京湾で腕を利かせたタチウオジギンガーもタチウオの季節になるとこぞって茨城県にやってきます。

どうやら味も格段に茨城県のタチウオは美味しいようで、人気が高いです。

冬の風物詩タチウオは、12月〜3月くらいまでがシーズンとなります。

近年は水温の上昇の影響もあるのか年々シーズンインする時期が遅くなってきています。

※ちなみに2024年2月現在は釣れていません。

タチウオはジギングで狙うのが一般的です。

タチウオジギング用のメタルジグは比較的安価な商品が多いです。

切られて紛失することが多々ありますので、専用の安価なジグを使うと良いでしょう。

フックが効果なので、フック付きのメタルジグを使うのが最初のうちはオススメです。

「ただ巻き」で十分釣れる魚で、フォールなどのアクションを入れても釣れるのですが、リーダーを切られる確率が上がってしまいますのでご注意ください。

急に釣れなくなることがあるのですが、その際はジグのサイズをコンパクトなタングステン製に変えて様子を見たりしますが、タングステン製品は鉛の2.5倍くらい価格が高いですのでなかなかスリリングなファイトになると思います。

水深は30m〜80mくらいのポイントになります。

幽霊魚とも呼ばれる魚ですので、前日30mのポイントにいたのに当日は80mのポイントにいるなど神出鬼没です。

タチウオのいるタナもバラバラで、ボトム〜海面ギリギリまで誘って、食ってきたタナを覚えておき、また同じタナにメタルジグを運んであげれば数が釣れる確率が上がっていきます。

タチウオ専用のロッドは、細めでよく曲がってタチウオとのファイトを楽しめます。

しかし冒頭でもご説明した通り、茨城県のタチウオは太くて長いので、ライトジギングやジギングロッド、スロージギングロッドなどで代用される方も多いです。

強いロッドの方が数を釣るには向いているかもしれません。

また、ロッドは6ft前後の短めの方がタチウオを抜き上げる際には楽なので、手返しも良くなると思います。

ジグのカラーも重要で、ピンク系・パープル系・ゴールド系・シルバー系等を多彩に準備しておくと良いでしょう。

DATEサイズ・番手
ロッドタチウオ用6ft前後
リールベイトリール
PEライン1号〜1.5号
ショックリーダー 8号>>>20号 太刀魚専用
ソリッドリング#3〜#5
スプリッドリング#3〜#5
メタルジグ 150g〜200g
前後フックt前後太刀魚専用