日本海の寒鰤をジギングで釣る方法!釣れるタナやロッドアクションを分析!



2023-2024シーズンの寒ブリは皆さん釣れましたか?

私は、釣れました。

その日はなかなか渋い状況でしたが、1尾だけ10kgオーバーをGETできたので安心しました。

2年連続10kgオーバーを釣り上げることができましたので、なぜ釣れたのか?について考えてみました。

「運」と言われればそれまでですが…

どういう状況で釣れたのか?

なぜ釣れたと思うのか?

これらを皆様にお伝えたいと思います。

これから初めて挑戦する人には参考になるかと思いますので是非最後まで読んで頂けると幸いです。

私が訪れたのは新潟県です!!

新潟県といえば…

「粟島」の寒鰤ジギングが超有名ですね。


2023年12月5日と6日の2日間に奇跡的に挑戦することができました。

なぜ奇跡てきたと言うと、日本海の冬の期間は海が荒れます。

出船できるか?が第一関門なのです。

予約をとっても天候不良で出船できないというのが日本海!!

寒鰤シーズンは月に数回出船できればラッキーです。

まず、必ず出船したい会社員のアナタにアドバイスです。

11月後半〜12月中盤まで有給休暇を残しておきましょう。

GPVやウェンディで風や波の状況をチェックして行けそうな状況であればすぐに予約を取りましょう。

考える事は皆さん同じなので、海の状況が良さそうだった場合、すぐに予約は埋まってしまいます。


ロッド  >>> 180g〜230g前後のジグを背負えるもの
リール  >>> スピニング8000番又は10000番(300m以上巻けるもの)※2000番クラスのベイトも可能
PEライン >>> 3号又は4号
リーダー >>> 60lb〜80lb
ジグ   >>> 180g〜230gの鉛・タングステン・鉄製の物(鉄が人気)
フック  >>> 青物・マグロ用のデカめのシングルフック

これだけは覚えておいてm(__)m

水深は80m〜90mです。
筋トレしていないと1日ロッドをしゃくり続けるのは難しいかもしれません。
普段から筋トレしておいた方が良いでしょう。



1日目に訪れたのは村上マリーナです。

村上マリーナには3隻の遊漁船があります。

・はら吉丸
・沙霧丸
・シーハート

私が乗船した船は「はら吉丸」です。

当日、朝の予報があまり良くなく出船を遅らせてAM9:00から出船となりました。→よくあることです

粟島までは1時間弱といったところでしょうか。※海の状況によって前後します

ポイントへ到着したら船長の合図でスタートします!

この日は、非常に厳しい状況で数時間の間は誰一人HITすることがありませんでした。

最初はハイレスポンスのロッドでジグを飛ばして誘っていました。

全く当たりもない状況でしたので、ローレスポンスの柔らかめのロッドにチェンジしてみたところ…

これが大当たり!!

使用したロッドは、「ゼロシキマッハ3 パワーライト」です。

ここがポイント!


ロッドの硬さの異なるものを持ち込め!


船中初HITします!

突然のHITに焦りアワセが小さかったことが要因と思われますが、フックアウトしてしまいます・・・。

悔しい…

1名が小さめのヒラマサを釣り上げましたが、その後も魚の反応は薄く沈黙は続きました。

そんな沈黙続きの中、もう一度HITしました!

これは残念ながらブリサイズではありませんでしたが、イナダをGETすることができました。

6人が乗船し、この日釣れた魚は3匹。(イナダ・イナダ・小マサ)



背水の陣で迎えた2日目。

鯛紅丸ジュニアさんに乗せていただきました。

この日も朝のうち風が強いとのことで少しだけ遅めのAM6:30出船となりました。

ポイントに到着すると、すでに何隻もの船が集結しておりかなりプレッシャーのかかっている状況です。

ヤバイか?

と思った1流し目…

同船者の方が10kgクラスのブリを釣り上げました。

「これはもしかすると」と期待しましたが、その後は沈黙が続きました。

しかも、昨日好調だったタックルのラインがスクリューに引っかかって切れてしまい使用不可の状態に・・・。

ギャラハド634Sでやり抜くことになりました。

後半戦を迎えた時のことです。

90mの水深から約40mほどまで丁寧にしゃくっているとドカンッと言う衝撃が全身に伝わります。

キターーー

しっかり合わせが決まったところでドラグを微調整しファイト開始です。

ドラグを出しては巻いてを繰り返して見えてきたのは明らかに寒鰤と言えるサイズです。

船長にタモ入れしていただきGET。

ラストでなんとか10kgオーバーをキャッチすることができました。



個人的な見解ですが、ジグをボトムに落としてから水深の半分以上はシャクリ続けた方がいいと思います。

ブリはジグに反応して追いかけてきています。

実際に魚探には追いかけてきている魚の姿が映し出されることがあります。

あとジグをずーと海中に入れっぱなしにしておくのではなく、3回くらい誘ったら一度海中から出して入れ直すことも必要だと思います。

あとは一番大きいのはジグの動きを変えてやることですね。

アングラーのロッドワークやリールの巻き方などでも変えられますが、ロッドを変えてやるのが一番効果的だと思いました。

ギャラハド(Galahad)634S


PE4号で使用するロッドはギャラハド634Sを使用しています。

非常に人気のロッドで、ほぼ定価でしか販売していないと思います。

少し前までは入手すら困難だった製品になります。

このロッドは少し硬めでハイレスポンス寄りのロッドで、よくジグを飛ばすことができます。

ハイレスポンスは大きめの魚をかけることができると言われており、実際に掛かった鰤も10kgオーバーでした。

この説はあながち間違いではないかもしれません。

ただし、1日中シャクっているとかなり疲れます。

ゼロシキマッハスリーパワーライトZPL62MS

PE3号で使用するロッドは、ゼロシキマッハスリーパワーライトZPL62MSです。

柔らかめのロッドで、ジグは180gまで対応ですが220gまで使ってみましたが特に問題なく使用できました。

比較的に低価格で販売されているのでサブであると便利だと思いました。

ローレスポンスでジグを飛ばしすぎず、ナチュラルにジグを泳がすことができるので渋い時に活躍しそうです。

柔らかめのロッドなので1日中しゃくっていても疲れなさそうですよ!