スロージギングは全国各地で人気ですね。
私がメインフィールドとしている茨城県では、スロージギング熱がすごいです。
特に北茨城市の平潟港はほとんどの船宿でスロージギングができます!
さて、今回はスロージギングロッドについてご紹介いたします。
スロージギングは〝専用ロッド〟を選びましょう
スロージギングではフォール主体の釣りとなります。
反発力のある高弾性ロッドが特徴で、少ない入力(しゃくり上げ)でも、ジグが横を向きフォールアクションに移行する事が求められます。
🔰フォール=落下
青物ジギング用のロッドでは反発力が弱く、ジグを横に向けることは難しいです。
そのため、専用のロッドと専用のジグは不可欠となります。
スロージギングロッドの選び方
スロージギングロッドの長さ
スロージギングロッドでよく使用されるロッドの長さは、6.3ft前後です。
🔰ft(フィート)=長さの単位で1フィート約30cm
7ftクラスになるとロングタイプとなり、ロングフォールロッドと呼ばれます。
フォールで喰わせることに特化しており魅力的ですが、ロッドが長い分、重量も重くなるし扱いに慣れていないとすぐに疲労がピークに達するでしょう。
エバーグリーンのロングフォールジャーカーが有名ですね。
最近、あまりこの手のロッド人気がないように思いますが、個人的にはもっと使ってもらいたいです。
5ftクラスでは、ショートロッドになり扱いやすいのが特徴。
短い分、ロールの距離は短くなります。
ショートタイプのロッドの利点は、スロー&フォールで魚が反応しないときなどにハイピッチにジャークをさせる事ができるというのが特徴(出来ないロッドもあるが…)。
ダイワのソルティガ SJ AGS TGが有名ですね
さて、では最初の一本はどのサイズにすれば良いのか??
やっぱり、オーソドックスの6.3ft〜6.8ft前後がオススメですね!!
スロージギングロッドの番手
ロッドの番手
いちばんの悩みどころではないでしょうか
番数が大きくなればなるほど、ロッドは硬くなります。
使用する海域によって異なりますが、
近海スロージギングをメイン釣行と考えて、
最初に選ぶのであれば、2番または3番パワーが良いかなと思います。
2番と3番があれば150m前後の中深海までは対応できると思いますし、中型クラスの青物とも十分にファイトできます。(メーカーによって背負えるジグ重さは変わります)
2番パワーで4.5kgのカツオとファイトした時はヒヤヒヤしましたが、
なんとか釣り上げる事ができました。
↓↓YouTube動画はこちらです↓↓
正直、複数の番手を所有できれば何も悩まないのですが、ロッドも安価なものでもありません。
また、最低でも1万円後半〜2万円代のロッドは選択する必要があると思います。
もし、可能であれば、パワー別に複数本準備すると釣果も変わってくるかもしれません!!
人気のトンジギやカンパチジギング、300m前後のアカムツを始めるのであれば、4番または5番パワーがいいでしょう。
ジグ重量・PE号数の適合サイズをチェック
ご自身がこれから使用されるジグの重さが購入を検討しているロッドの適合サイズになっているのかチェックしてみましょう。
適合範囲内で使用する事が望ましいです。
また、適合のPE号数も必ずスペック表に書いてあると思いますので同時にチェックしてみましょう。MAXドラグ力(ロッドにかけられる負荷)が記載してある。
例
☆適合PE → 1.5〜2.0号
☆適合ジグ → 130g〜250g
GIJIE専科がオススメするスロージギングロッド
オシアジガー インフィニティ
- 全長:6.5ft
- 継数(本): 1
- 自重(g): 142
- 先径(mm): 2.2
- 適合ジグウェイト(g): 120~280
- 適合ラインPE(号): MAX2.5
価格が5万円越えとなってしまいますが、
最もオススメしたいのはシマノの「オシアジガーインフィニティ」です。
現在使用しているロッドでもあり、大変気に入っています。
高反発かつ高強度であるのはもちろんのこと、ライントラブルが少ないのが◎
シャクっていて気持ちいいなと思わせてくれる1本です。
ちなみに私は3番パワーを所持しています。
20 ゲームタイプスローJ
- 全長:6.6ft
- 継数(本):2
- 自重(g):128
- 先径(mm):2.0
- 適合ジグウェイト(g):max200
- 適合ライン pe(号):max2
初心者🔰の方が選ぶのであれば、20 ゲームタイプスローJをオススメします。
非常に使いやすく、万人受けするロッドかと思います。
オシアジガーインフィニティまでとはいきませんが、十分すぎる性能です。
3万円代で購入する事ができるので、購入もしやすいです。
スローバンプSSD
- 全長:6.3ft
- 継数:1本
- 仕舞:191cm
- 自重:110g
- 先径:1.8mm
- 元径:9.8mm
- LURE WT:230g
テイルウォークから「より研ぎ澄まされること」をコンセプトに開発されたスロージギング用のロッド。
テイルウォークの中でのフラッグシップモデルですが、価格は3万円代と控えめ。
チタンフレーム&TZ(トルザイトリング)ガイドが搭載されているという点をみても、
3万円代はリーズナブルな価格でしょう。
ヴァデルSJ
- 全長(m):1.91
- 自重(g):115
- 継数(本):2
- 先径/元径(mm):1.9/9.4
- ジグ重量(g):150-260
- ラインNo.(PE):1.0-2.5
ダイワのヴァデルSJは2022年4月に発売されました。
エントリーモデルで価格は、なんと!!10,000円代という安さ・・・。
無名ロッドを考えていたのであれば、迷う事なくヴァデルSJを選択して欲しい。
フラッグシップのような性能は望めませんが、初心者🔰の方でロッドに資金をかけたくなければ「まずはこれでやってみて」
バンブルズRB
- 全長:6’6″(1.98m)
- 継数:2
- 自重:131g
- ジグ重量:MAX200g
- PE MAX:2号
シマノ・ダイワのロッド以外を使ってみたいと思う方も多いはず。
ジャッカルのロッドはいかがですか?
2021年発売のスロージギングロッド〝BBRB-SJ-C662〟は10,000円代のロッドです。
価格はお安くても基本となる部分は、しっかりした性能です。
アクションはもちろん、ブランクに適度な張りをもたせてあるのです。