ルアーフィッシングを始める際には、
誰しもが「FGノット」という壁にぶち当たるはずです。
これから始める人も聞いた事があると思うのですが、
〝苦手意識〟を持つ方も多いのではないでしょうか?
特に強風、船の揺れ、寒い冬などに悴んだ手で作業するのは辛いです。
FGノットとは?
ソルトルアーフィッシングではメインラインに、PEラインを使用するのが定番となっています。
しかしPEラインは根ズレに弱いので、PEラインとルアーとの間に根ズレに強いフロロやナイロンラインを用います。
そのため、PEラインとフロロ・ナイロンラインを結束しなければならないのですが、
この結束方法で定番となっているのがFGノットなのです。
FGノットはPRノットと比較すると強度若干劣ると言われていますが、
FGノットはラインとラインが交わる結束部分が比較的短く、ガイド抜けが良いためキャスティングに最適なのです。大型マグロやヒラマサを狙うのでなければ、FGノットで十分です。
あと、覚えてしまえばアシスト器具を使わずに結束できてしまうので人気が高いです。
FGノットをより簡単に、安定した強度を出すために
FGノットは結び方を覚えるだけでは、残念ながら〝マスターした〟とは言えません。
あらゆる環境・状況で結ぶ事ができなければなりません。
☆強風
☆揺れる船上
☆寒い日に悴む手
これらはFGノットを結束する際の大敵です。
ラインをピンッと張った状態で作業しなければならないので…この状況、とにかくやりづらい。
うまく結束できない状態で、大物が掛かってすっぽ抜けたなんて経験あるのではないでしょうか。
私は以前ありましたが、今でも後悔しています・・・。
そこで、オススメしたいのがFGノットアシスト器具です。
その名の通り、FGノットを手助けする器具で習得も早いでしょう。
しかし、1発で簡単にFGノットが組めるというわけではなく、練習は必要ですのでご注意を!
ノットアシスト2.0
第一精工のノットアシスト2.0
ベストセラーとなっている商品ですね。
PE0.6号〜3.0号(リーダー3lb~70lb)に対応した商品です。
アーム部を内側に稼働させコンパクトにする事ができるので、
シュアの釣りに向いています。
取扱説明書も存在しますし、第一精工の公式YouTubeでも動画が公開されていますので比較的取得も早いかと思います。
オーシャンノッター OK70
船上で使いやすいのがスタジオオーシャンマークのオーシャンノッターです。
船上で使いやすい理由はベルトの存在ですね。
ベルトを船の手すりなどに装着すれば、作業が簡単になります。
さらに、ソリッドリングを引っかけるためのフックが装着されていますので、ソリッドリングにリーダーを結ぶ際に便利です。
OK70型はPE0.6〜3号(リーダー12lb〜60lb)に対応していますので、タイラバやライトジギング、サワラ・カツオキャスティング、近海スロージギングや中深海スロージギングなどに適合します。
オーシャンノッター OK105
OK105型はPE2〜8号リーダー30〜130LBに対応です。(太いと対応で昨日はOK70と同じ)
ヒラマサやマグロキャスティング、人気のトンジギ、ブリジギングなどPE2号以上8号までの釣りに適合します。
FGノットをさらに組みやすくするために
FGノットにはアシスト器具があると便利ですが、
さらに快適に
完璧なFGノットを組むためのアシスト器具のアシスト器具?をオススメします。
FGノットには焼きコブが必須
FGノットを組んだ後にリーダーの切れ端に焼きコブを作って抜け防止をします。
熱を加えて〝焼きコブ〟を作るのです。
ライターで炙って〝焼きコブ〟を作ることはできます。
しかし、ライターの火がPEラインに触れてしまった時に結束強度が落ちます。
さらに、特に船上では風が吹いている事が多くライターの火を当てる事が難しいです。
そんな時に、活躍するのが電熱線を使った便利です。
無駄な部分のラインも簡単にカットできるので非常に便利ですよ!!
FGノットをリズミカルに
FGノットを組んでいるときに感じると思うのですが、PEラインの端を手で持って編んでいるとやりづらさを感じると思います。
またエンドノットを締め込む際も力が掛けられなかったりとします。
そこでオススメするのがエンドノッターEK50VⅡです。
PEラインは熱に弱い
FGノットを編み込んでいくと摩擦熱が発生します。
PEラインは熱に弱いので水をつけたり、唾液で濡らしたりしている方もいると思いますが、
特に太いラインを使用する際は、ワセリンや専用の液体を使用することをオススメします。