これから釣りを始めようとされている方の多くが専門用語に苦戦することでしょう。
当たり前のように業界では飛び交っている様々な専門用語。
今回は「オフショアジギング」関連の言葉について説明させていただきます。
また、ジャンル別にどのような釣り方があるのかをご紹介いたします。
オフショアの意味は?
「オフショアジギング」
〝オフショア〟と〝ジギング〟は切り離して考えてみましょう。
オフショア(Off Shore)の意味は、〝岸から離れて〟や〝沖に向かって〟です。
つまり、釣り用語になると船やボートに乗っておこなう釣りのことを意味するのです。
ジギングにも種類があります
ルアーフィッシングの定番の釣り方がジギングです。
『メタルジグ』と言う金属製の疑似餌を海底へ落として、巻き上げます。
アングラーの操作により逃げ惑う魚、弱った魚を演じさせて魚を誘惑させて喰わせる釣り方です。
ジギングといってもいくつかの種類が存在しますが、大きく3つのジャンルに分けられているのが現状です。
☆ジギング→定番
☆スロージギング →若者から人気
☆スーパーライトジギング(SLJ)→女性人気高い
ジギングについて
定番中の定番がジギングです。
主に青物を狙った釣り方で、人気のターゲットはブリやヒラマサ、カンパチ、サワラなど大型狙いです。
ジギングが基本の釣り方で、ここから派生してできたのが他のジャンルですね。
最近ではスロージギングやスーパーライトジギングなど、タックルやアクションが異なるジャンルのジギングも登場しました。
その他にもトンボジギング(ビンチョウマグロ)やサワラジギング、サクラマスジギングなど、特定の魚種を狙うジギングが流行しています。
タックルの特徴
タックルはベイトまたはスピニングを使用します。
主に100g〜300gのメタルジグを使用し、それに応じたリール、ロッドを始め、PEラインの号数、リーダーの号数、フックサイズなどを決定します。
大物を狙う場合には、強めのセッティングにしなければなりません。
また、使用するジグの重さや、狙う魚種によっても全く異なるセッティングになります。
リールのドラグ設定も魚に合ったものにしないと、最悪は魚をキャッチすることができません。
1リール
スピニングリール・・・6000番〜8000番
ベイトリール・・・シマノ1500〜2000、ダイワ15〜35
上記サイズのリールがあれば、ほとんどの海域で事足ります。
※極端な深場や超大型を考慮しておりません
2〜3号程度のPEラインを300m以上巻いておきたいです。
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2ロッド
5〜6ft(フィート)前後の長さが一般的です。
使用するジグの重さによってロッドパワーを選択しましょう。
必ずロッドのスペック表に「ジグMAX〇〇〇g」「適合ジグ〇〇〜〇〇〇g」と記載があるのでチェックしてみてください。
使用するPEラインのしてもあると思うのでそちらも合わせてチェックしましょう。
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3ライン
直線強度が強いPEライン一択です。
PEラインにも数多く種類があります。
アングラーと魚をつなぐ生命線ですので、信頼あるメーカーの商品を選定しましょう。
ジギング用として販売している商品もありますのでそれを参考に選択すると良いと思います。
強度表記がMAX〇〇kgやAVE〇〇kgとスペック表記されていますので、ここは要チェックでお願いします
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PEラインの選定についての記事を過去に書いたことがありますので、チェックしていただけると嬉しいです。
PEラインの選び方|強度(強力)、号数、ポンド、デニールって何?PEラインの闇とは?
4リーダー
リーダーの太さで悩む方も多いと思いますが、
一般的にPEの号数×4ぐらいがちょうど良いと言われています。
PE3号であれば、リーダーは12号ぐらいがオススメです。
長さは2ヒロほどが適切かなと思います。
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5メタルジグ
簡単に説明すると金属の塊。
この金属の塊である疑似餌を〝メタルジグ 〟と呼び、アングラーの操作によって動きをつけて魚を誘います。
100g〜300g前後のメタルジグを水深や潮流を考慮してチョイスします。
カラーチョイスやジグシルエットの選択で釣果が変わる事もあります。
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6フック
フックは魚のサイズやジグのサイズに合わせてチョイスしましょう。
フックサイズがジグの幅と近いと、〝抱きつき〟という現象が起こり魚が食いついてもフッキングできないなんてことにもなりかねません。
大物を狙うのであれば、太軸のものをチョイスしないとフックが伸ばされてしまいます。
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7スプリットリング&ソリッドリング
金属製の接続具です。
リーダー→ソリッドリング→スプリットリング→メタルジグ
上記のように連結させます。
またスプリットリングは、メタルジグとフックを接続する際にも使用されます。
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※推奨するサイズは狙う魚によって異なります
8スプリットリングプライヤー(オープナー)
スプリットリングは、キーリングのような形状をしており、工具がないと開けないようになっております。
スプリットリングプライヤー(オープナー)を使うことで開けます。
また、ラインをカットしたり、魚からフックを外す際にも使用したりします。
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※お使いになるスプリットリングのサイズが対応しているかチェックしましょう。
9フィッシュグリップ
直接魚の歯やヒレなどがあたり負傷することがあります。
フィッシュグリップ があれば、直接触れずにすみます。
無メーカーの安いフィッシュグリップではしっかり魚をつかむことができず逃げられてしまう恐れがありますのでご注意を→経験者です
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10クーラーボックス
ジギングでは主に青物狙いとなりますが、
爆釣してしまうときもあれば、大型が釣れることがあります。
もし持ち帰ろうとしているのであればクーラーボックスは大型のものがオススメです。
できれば60Lくらいは必要だと思います。
※氷が入る事も考えておいてください
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11救命胴衣(ライフジャケット)
船に乗るための必需品がライフジャケットです。
着用しなければ乗船すらできません。
桜マーク付きでTYPE-Aのライフジャケットを着用しましょう。
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