タチウオジギングはスピニングで対応可能!代用・流用リールとロッドで挑戦。



全国各地で人気のタチウオジギング。

僕のメインフィールドである茨城県の常磐沖は、

主に12月〜2月頃に楽しむことができます。

しかも常磐沖のタチウオのサイズは、

指4本サイズ以上がアベレージです。

とにかくデカイのでタチウオ独特の引きを

存分に楽しむことができるのです。

さて、これから始めようと考えられている方も多いと思いますが、

タックル選びにお困りではないでしょうか??


釣子
私、ベイトタックル苦手なのよね・・・
釣太
ならば、スピニングタックルを使ってもみようよ!

タチウオジギングはベイトタックル以外NG?



タチウオジギングといえば・・・

ベイトタックル

という印象が強いですね。

僕もメインはベイトタックルを使用しています。

でも、必ずスピニングタックルも1セット持ち込んでいます。

大手釣り具メーカーの

DAIWAさんでタチウオ用のスピニングタックルをリリースしているくらいなので、

ダメというわけではありませんね。

なぜベイトタックルが選ばれる?

タチウオジギング船に乗船してみると分かると思いますが、

95%以上がベイトタックルを使用していると思います。(異論認めます)

遊漁船の船長は、お客さんに多く釣らせたい想いから、

タチウオの群れを探して船を走らせます。

ちなみに3時間走ったこともありました・・・

ポイントに到着したということは、

船の真下にタチウオの群れがいるということが、

ほとんどです。

そのため、バーチカル(縦方向)の釣りに特化したベイトリールの出番です。

底切りも早いためにジグの根掛かりも回避でき、

魚がかかった後もベイトタックルは構造上、巻き上げ力が強いので

楽にタチウオを引っ張ってくることができます。

手返しよく数を釣りたいのであれば、ベイトタックルを選択します。

ベイトタックルが苦手な理由



ベイトタックルの扱いに慣れていない方も多いと思います。

そんな方々が、まず苦手意識を持つのがベイトリールのライントラブルでしょう。

この苦手意識は、

ライン放出時にスプールが回りすぎて、余分な糸が大量に放出され絡まってしまう現象

バックラッシュが原因ですね。

これはジグの投入、フォール中、ジグの着底時に発生します。

指でスプールを軽く押さえるサミングで対処します。

簡単に思われるかもしれませんが以外と難しいです。

しかも、油断しがちなのが釣り上げた後です。

魚を船内にあげた後にもラインを放出させてからフックから魚を外しますが、

この時にバックラッシュします。

スピニングタックルを持ち込む理由



僕が、タチウオジギングでスピニングタックルを使う理由は、

ライントラブルが少ないということもありますが、

軽くキャストすることができたり、魚の引きを存分に味わうことができる

という理由です。

キャストすることでジグを斜め引きして、

より長く魚にジグを魅せることができるということ。

ベイトよりパワーが少ない分、魚とのファイトを楽しめます。

YouTube動画も公開していますので、是非チェックしてみて下さい!

【YouTube】スピニングタックルでタチウオを釣る動画

※動画内のスピニングタックルの表記に一部間違いがあります。


おすすめのスピニングロッド

もちろん、専用タックルが望ましいですが、

タチウオジギングでスピニングタックルの人気が少ないので

ロッドのあまり選択肢がありません。

ただし、代用タックルで全然問題なく釣れます!!

個人的には、ライトジギングやスロージギング用のロッドを使っています。

流用がきけば、様々な釣りを楽しむこともできるので、費用の負担が少なく済みますからね!

僕は今使っているロッドでタチウオ以外にも、青物、根魚、真鯛なんかも狙ってます。

筆者愛用のスピニングロッド




スピンスロージャークは名前の通り〝スロー系〟のロッドです。

スロー系ジギングといえば主にベイトタックルのイメージがありますが、

広範囲を攻めるためにXESTAが開発したロッドですね!

フォール中のバイトまで感じるための感度を高めており、

動画の通りフォールのアタリをしっかり感じ取れていますよね。

しかもこのロッドはハイピッチにも対応しており、

程よいハリのあるロッドなので様々なシーンで使用しています。

ワームを使ったワームジギング(勝手に命名)では大きな真鯛も釣りました。



軽いので一日中シャクっていても疲れませんし、

よく曲がるのでファイトを楽しむこともできます!!

筆者愛用のスピニングリール


僕が愛用するリールは、

SHIMANOの21アルテグラC5000XGです。

2万円以下で購入できるリールとしては、

かなり高性能なリールで、2021年発売前から話題になっていました。

一時は、小売価格を超える価格で取引をされていた時期もあるほどです。

もし欲しいという方がいたら、今がチャンスだと思います。

ようやく生産数も増え、価格も落ち着きをみせ始めています。

1号〜1.5号程度の PEラインを使用するタチウオジギングには最適サイズでしょう。

筆者愛用のPEライン



DAIWAの〝UVF PEデュラセンサーX8+Si2〟を使用しています。

比較的安価でタチウオジギングには十分!

しかもマルチカラーなので水深を把握することができるし、

ライン強度もアベレージ表示なので信頼しています。

筆者愛用のリーダー

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タチウオジギングでは最重要のリーダー選定。

タチウオの歯でリーダーをカットされてしまう可能性があるので、

リーダーはナイロンかフロロの太糸を使用します。

ワイヤーは食い渋ることが多くスレてしまうのでなるべくこれらを使用します。

ただし、PEラインが細くリーダーが太いとノットを組みにくいのです。

そこで、オススメののがサンラインの〝太刀魚テーパーリーダー〟です!!

結束側は細く、ジグ側に向かうほど太くなっていくのです。

細リーダーと太リーダーを結束する手間が省かれますので、

非常に便利ですね。

しかも安価なので何個も買ってタックルボックスに入れています。

筆者愛用のメタルジグ




定番中の定番であるジャッカルの〝アンチョビメタル〟

タイプが4種類ほどありますが、最も使用する頻度が多いのがタイプ1です。

速いフォールでレンジサーチしています。

目の部分に書かれた数字がジグの重さです!!

筆者愛用のフック

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太刀魚用のフックが様々販売されていますが、よく使用するのがこれらです。

とにかくタチウオに切られる可能性があるので切られないものを使用しましょう。

エリアによってはデュアルフックが禁止だったりもあるようなので、

事前に遊漁船に確認していただくことをオススメいたします!

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

ベイトタックルだけではなく、

スピニングでもタチウオジギングができます。

遊漁船によっては禁止している可能性もありますので

事前に確認いただければ幸いです。