
タチウオをテンヤ仕掛けで狙おう!
大人気の釣法の理由の一つが、釣れるタチウオのサイズが大きいということ。
また、下から突き上げられるようなHITの瞬間がたまらなく楽しいです。
数釣りができて、釣った後も美味しく食べれることが醍醐味ですね!
タチウオは歯がとにかく鋭いので怪我の注意はもちろんのこと、
ラインが切られて仕掛けを奪われてしまうので多めに準備する必要があります。
タチウオテンヤ仕掛けの特徴

タチウオテンヤ仕掛けの特徴は3つ
- オモリとハリが一体
- イワシやサバ等を針金などを用いて針にしっかり縛り付ける
- 重さは、「号数」で呼ぶ
これが定番のタチウオテンヤ仕掛けでしたが・・・
最近は、大きく変わりつつあります。
光を発したり、オモリとハリがそれぞれ単体で交換できたりと進化しています。
それでも基本は一緒ですので、ご自身が使いやすそうなものをチョイスすると良いかと思います。
号数の早見表
グラム(g)単位で慣れている方には号数表記はわかりにくいと思うので、
早見表を掲載しておきます。
40号(150g)〜60号(225g)の需要が一番多いかと思います。
船宿にサイズ確認するのが間違い無いでしょう。
号数 | グラム(g) |
---|---|
30 | 112.5 |
40 | 150 |
50 | 187.5 |
60 | 225 |
70 | 262.5 |
80 | 300 |
人気のタチウオテンヤ仕掛けをピックアップ♫
船タチウオテンヤSS AH


2023年8月に発売の船タチウオテンヤSS AH(ダイワ)。
半誘導のスライドフックのため下に引き込まれるようなHITでもフックも一緒に下がって頬部分にフックが当たるような構造になっています。
40号・50号・60号の3サイズ展開です。
最近の流行に合わせて、ヘッドと針が分離できるようになったため、それぞれをアングラー自らが選択しカスタマイズできることが特徴です。ただし工具の六角レンチが必要になりますのでご注意ください。
エサを巻くためのソフトステン線は付属されています。

スクリューでガッチリ固定してくれるのはありがたいが、工具を忘れた時が悲惨・・・。
サーベルマスター 船テンヤβ ゲキハヤ


エサになるイワシを触る時間を極力少なくしたい・・・
テンヤにエサを縛るのが難しい・・・
そんな方は、SHIMANOのゲキハヤがオススメです。
グリップを開いて→入れて→閉じる
ただそれだけ


また、β版は針の長さが短くヘッドもコンパクトにしているため、ターゲットが小型のベイトを捕食する状況ではかなり活躍が期待できます。
ハリが短い分、フッキングまでの時間も短縮できるのがポイント!
個人意見としては、クリップの存在が魚にどう見るのか?警戒されないか心配。
でも初心者の方にはかなり便利な仕掛けです。
LEDタチウオテンヤ


まさかこんな商品まで出るか!?
と、びっくりさせられたのが・・・
LEDライト搭載のタチウオテンヤ !!!
海水につけると点滅する仕組みで連続点滅約6時間なの終盤心配になる程度です。

電池切れで光を失った場合、ただの鉛テンヤとなるのでご注意を!
TG替鈎式アンチョビドラゴンテンヤ ヘッド50号




替鈎式アンチョビドラゴンにTG(タングステン)タイプが発売されました。
タングステンはSLJなどの主流になっており、近年様々な製品に採用されるようになりました。
フォールスピードが速く手返し良いため、結果的によく釣れるはずです。
ただし・・・高い!!
鉛製のものと比べても2倍〜3倍の価格差があるのが難点です。
替鈎式アンチョビドラゴンは4種類の替鈎を用意しており、お好みの替鈎でタチウオテンヤ を楽しむことが可能です。ただし、ダブルフックを禁止している船もあるのでご注意ください。
比重が高いため、シルエットを小さくても重量が重い製品が作れる。
狙ったタナへ最速で届けることができるので魚に第一に反応してもらえる。
マルシン漁具 タチウオ専用テンヤ 爆 1本針


とにかく安いのがマルシン漁具のタチウオテンヤ仕掛けです。
中央にアシスト用のシングルフックが装備されています。
見た目的には、他メーカーのものと比較して見劣りするかもしれませんが、魚から見たら変わらないかもしれませんね。
安価なもので十分という方には、マルシン漁具がオススメ!
カラーの重要性
タチウオテンヤのカラーも重要になってきます。
日によって好まれるカラーも異なりますので、いくつかの種類を準備することをお勧め致します。
グロー・パープル・ピンクは鉄板カラーです。
まとめ

メーカー各社からタチウオテンヤが数多く発売されています。
定番から変わり種まで様々です。
今後は、ヘッドとフックがそれぞれ交換できるようなタイプが定番化してくるのではないかと予想しています。
タチウオテンヤの進化に期待してみましょう!