釣具メーカーのメジャークラフトから「5G」シリーズが2021年3月から随時発売となります! 携帯キャリアに参入か!? と思ったら新しいロッドのシリーズ名でした(笑) 次世代の技術で進化を遂げたクロスライド5Gについて注目してみました。 ヒロセマンこと広瀬達樹さんが語っていたこの言葉 「5Gの世界を知ってしまうともう元の世界には戻れない」 …大げさでもないかもしれません。
「5G」シリーズの何が次世代なのか?
まずはブランクスの素材ですが、 東レ㈱T1100Gカーボンを採用しています。 ロッドではお馴染みの東レ㈱さんの技術を取り入れています。 高強度と高弾性を持つ高性能炭素繊維素材を使用し、高弾性でありながら粘り強さも備わっているのが 「T1100G」なのです。 以前、オリムピックさんがYouTubeで公開した動画で引張試験を実施されています。 この動画で「T1100G」の凄さがご理解いただけるでしょう。 ナノレベルまで炭素繊維を操り、航空や宇宙分野での部材としても活躍している素材ですので、 非常に優れていることがご理解いただけるかと思います。 さらに、新製法の「R360構造」を採用することにより360°どの方向からでも ねじれ、曲がり、つぶれに対応することができるのです。 「R360構造」はカーボン繊維の向きを、縦・横・左右斜めに配置させ、多軸方向にカーボンシートを巻き上げているとのことですので、製法は全く異なりますが、SHIMANOのスパイラルXやDAIWAのX45のような上位モデルに採用されるポジションになります。※従来のブランク表面のカーボンテープ補強とは異なるとのこと この2つの採用により高強度と高感度を持ち非常に軽量、それでいてしなやかさを持ったロッドに仕上がったのです。 この次世代ロッドを使ってしまったら他のロッドが使用できなくなるかも??しれませんね。
クロスライド5Gはショアジギングモデル!
クロスライドはメジャークラフト10周年記念モデルとして登場しました。 エギングモデル、シーバスモデル、ショアジギングモデルがありましたが、 クロスライド5Gでは、ショアジギングに一本化しています。 メジャークラフトさんではお馴染みの〇〇道や〇〇一筋は、 もちろん「ショアジギ一筋」になっています。
出典:メジャークラフト公式HP
ロッドの硬さ別に、LSJ、M、MH、H、HHのシリーズで合計9種類のクロスライドが存在します。 またガイドは全モデルSIC-Sガイドを採用し、アクションは全てRF(レギュラーファースト)となっている。
モデル 全長(ft) 継数 ルアー(g) PEライン(号) 価格(円)
XR5-942ML/LSJ 9’4” 2 15-40 0.6-1.5 23000
XR5-962M/LSJ 9’6” 2 15-50 0.8-2.0 23500
XR5-1002M/LSJ 10’0” 2 15-50 0.8-2.0 24000
XR5-962M 9’6” 2 20-60 1.0-2.5 26000
XR5-1002M 10’0” 2 20-60 1.0-2.5 26500
XR5-962MH 9’6” 2 60±20 1.0-3.0 26500
XR5-1002MH 10’0” 2 60±20 1.0-3.0 27000
XR5-1002H 10’0” 2 80±20 1.5-3.5 28000
XR5-1002HH 10’0” 2 100±20 1.5-4.0 未定