強烈な引きでアングラーを翻弄、ワクワクドキドキのファイトで魅了するのが、
〝海のスプリンター〟ことヒラマサです。
10kg・20kg・30kg・40kgと目標にする大きさも人それぞれです。
さて、ヒラマサフィッシングで特に重要になってくるのが〝糸〟ですね。
アングラーとヒラマサを繋ぐ生命線になるわけですから慎重に商品の選定をしている方も多いはずです。
今回は、「ジギング」に着目してPEラインを選んでいきたいと思います。
PEラインの選び方
PEラインにも様々な種類が存在します。
☆メーカー別
☆号数
☆長さ(m)
☆カラーor単色
☆編み数
何を選べば良いか迷ってしまうレベルの品の数・・・
チーーーーーン
種類が豊富っていいことでもありますが、迷いますね。
メーカーで選ぶ
まず第一にPEラインはなるべく、有名メーカーの製品を選びましょう。
目安としては、日本釣用品工業会による釣糸JAFS基準遵守企業を参考にしても良いかと思います。
(株)ウイング 黒鯛工房事業部 | 大橋漁具(株) |
(有)GAN CRAFT | クレハ合繊(株) |
(株)ささめ針 | (株)34 |
高岡速三商店 | (株)天龍 |
東レ・モノフィラメント(株) | ピュア・フィッシング・ジャパン(株) |
(株)ミヤマエ | 山豊テグス(株) |
(株)ワイ・ジー・ケー | (株)エイテック |
かめや釣具(株) | (株)キザクラ |
(株)ゴーセン | (株)サンライン |
(株)シマノ | (株)タカミヤ |
(株)トアルソン | (株)林釣漁具製作所 |
(株)フジノライン | (株)モーリス |
ユニチカ(株) |
こちらのマークが目印です
↓↓↓
号数を選ぶ
冒頭でも書きましたが、ヒラマサのサイズは大きい物で40kgを超える個体もいます。(キャスティングと比べ、ジギングでは比較的小さいサイズが多い)
さらに突っ込み力が凄まじいので、ワラサやブリのラインシステムでは太刀打ちできないことがあります。
そのため、一般的にはPE3号〜5号を使用するケースが多いです。
海域や潮流なども考えて、また、周りの方と揃えることなども考慮した方が良いかもしれません。
また、同じ号数でも強度が異なるものや、「MAX強度(最高)」「AVG強度(平均)」されている商品もありますので、ご注意を!
気になる方は過去記事もチェックしてみてください( ´ ▽ ` )
↓↓↓
PEラインの選び方|強度(強力)、号数、ポンド、デニールって何?PEラインの闇とは?
長さを選ぶ
PEラインの長さは、ヒラマサジギングに使用するご自身のリールに合わせて選定しましょう。
例えば、ヒラマサジギングでよく使用されるSHIMANOのツインパワーSW 8000HGだと・・・
PE3-410m
PE4-300m
PE5-250m
巻き取り長さは、リール本体にも書いてあることが多いのでチェックしてみてください。
カラーを選ぶ
注意しなければならないのが、カラーです。
単色・10mや5mごとに色分けされたカラーのものが存在します。
商品名が同じようなもので安価であれば単色と考えて良いでしょう。
安いからという理由で購入すると、「思っていたものと違う」ということになってしまうかもしれません。
水深が把握できないリール(カウンターなし)であれば、10mや5mごとに色分けされたカラーの商品を選んでいれば間違いないかと思います。
私の場合は、キャストして斜め引きをするためにスピニングリールを使用しますので、カラードタイプ一択です。
編み数
PEラインはポリエチレンの細い編み糸を束ね、それを更に編み込んで作られたものです。
製法が複雑なため編み数が多ければ多いほど高価になります。
今回は一般的に使用される、4本編み・8本編みだけをピックアップし比較してみました。
【メリット】
・低価格
・擦れに強い
・ノットの結束強度が高い(8本よりに比べ表面積が大きいため)
【デメリット】
・編みの目が粗く、ガイドを通る際に音鳴りを起こしやすい
【メリット】
・直線強力が強い
・ガイド抜けがよい
・全体的にバランスが良い
【デメリット】
・高価
個人的にはバランスの良い8本編みがオススメです。
ヒラマサに根まで持っていかれたらその時点で負けです。
4本編むでも8本編みでも擦れて切れるでしょう。