最近、大人気の〝オモリグ〟釣法。
ご存知の通りイカをメインターゲットにしています。
オモリグのエギと同じくらい重要なシンカー(オモリ)に着目してみました。
オモリグ専用シンカーってどんな形状?
オモリグ専用のシンカーとして販売されていますが、
なぜ〝専用〟なのか?
オモリグ専用のシンカーはフォールスピードを意識した形状に設計されています。
より素早くボトムを取れるようにリア重心で水切れの良い細長い形状の、フォールスピードの速いシンカーが人気です。
理由は、ほとんどのイカはボトム付近にいることが多く、手返しよく釣るためです。
また、リア重心にすることでライントラブルも軽減されます。
最近では、高比重のタングステン素材を適用したシンカーも発売されており、利点としてはシルエットを小型化することができるため潮流の影響を受けにくく、フォールスピードUPができるという点です。
それと、オモリグ専用のシンカーは色鮮やかなものが多いです。
カラーって重要なの?
シンカーのカラーについてですが、
その日の状況に応じてカラー変更することにより、釣果が変わるという可能性が大きいです。
人から見ればただのオモリですが、イカからしてみたら〝動く物体〟ですので、生物に見えるかもしれません。
エサだと認識すればもちろん寄ってきますよね。
つまり集魚効果がある仕掛けの一つという認識で良いのではないでしょうか。
フックこそ付いてはいませんが、シンカーで集魚させてエギを抱かせるというストーリーが出来上がるのです。
特に人気なのがグロー系のカラーです。
シンカーが抱かれて、エギが抱かれなければ意味がありませんので、その辺のアピール力の調整はうまくとったほうが良いでしょう。浮き上がるアタリがあった場合にはシンカーに抱いている可能性があります。
また、集魚効果はイカだけではなく他の魚にも影響があります。
これがサワラやタチウオ、フグなどラインを噛み切るような魚だと、1個500円〜1,000円前後のシンカーがロストすることとなりますので非常に残念な気持ちになります。
そんな時は、カラーを黒にするなど状況に応じた工夫も必要です。
重さはどれくらい?
オモリグ専用シンカーの重さは、「g(グラム)」ではなく「号(ごう)」で表記されています。
1号=3.75g
一般的にオモリグで使用される号数は、15g〜40号が多いです。
場合によっては50号の使用もあるでしょう。
流されすぎず、しっかりボトム着底できるサイズをチョイスしますが、
船長の指示の号数の±5号のシンカーを準備すると良いでしょう。
皆さんで号数を合わせることによってオマツリをある程度は防ぐことができるでしょう。
おすすめのオモリグ専用シンカー
オモリグ スピーディーフォールシンカー(Hayabusa)
グロー 2色とブラック1色の合計3色、20g〜50gまでの5サイズで展開。
低重心エアロスリム形状のため、フォールスピードも早く、回収時も巻き重りも軽減されています。
OMOリグシンカー(カンジインターナショナル)
業界初のオモリグ専用として設計されたシンカーです。
非常に人気の高いシンカーで、どのお店でもトップクラスの売れ行きでしょう。
元祖オモリグシンカーをお試しあれ!!
フラッッシュシンカー〝光るオモリグシンカー〟(リアルメソッド)
その名の通り光ります。
シンカー内には電池が電源となりライトを点灯させます。
以下の大好きなぼんやりとした光を放ちますので、集魚効果は期待できるでしょう。
※サイズは30号のみです。
オモリグシンカーTG(DAIWA)
オモリグ用のタングステン製シンカーです。
鉛と比べ比重が高く、体積約30%減少するためフォールスピード早く、引き重りも大幅に低減されました。
3000円前後と高価なデメリットはありますが、活躍すること間違いありません。
現在、大人気中のため売り切れ続出中でネットで購入することも難しい状況です。
ビックアイオモリグシンカー(メジャークラフト)
コストパフォーマンスに優れています。
ただ単に安いだけではなく、機能面にもこだわっており、シンカー上部にはスイベルを装着。
糸よれ対策がされており、さらに下部にはアイが装着されており、着底時に塗装ハゲ防止となっています。
光略カスタムシンカーSPEED(LUMICA)
ラトルスティックやケミホタルが装着できるシンカーです。
音または光で集魚することができます。
オモリグ以外でも大活躍できるので、オモリグ以外にもシンカーを使用されるのであれば是非オススメしたい!